世界一周ブログ -  印籠キーホルダー

帰国後
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    世界一周を終えたヨメブログです。

    最近は電車に乗るときに「妊婦さんキーホルダー」をバックに付けている。
    優先席付近に描かれているお母さんが赤ちゃんを抱えているあのイラストのキーホルダーだ。

    このキーホルダー、各駅の窓口で「ください」って言ったらすぐもらえる。知らなかったー。

    我慢すること、ナニクソ根性を美徳として生きている私は
    電車で席を譲ってもらうことにちょっと抵抗がある。
    かと言って、妊婦となった今、私のこの根拠のない根性のせいで迷惑をこうむるのは
    おなかの赤ちゃんでもあるので、気合いだけで乗り切ろうとしてはいけないというのも分かる。

    でも、やっぱりこのキーホルダー“妊婦なので座らせてください”の意味になっちゃう。
    電車では私に目をつけられた座席の人を立たせる力があるのだ。
    神様でもあるまいに、ワタクシメがそんな効力のあるものをぶら下げるなんて恐れ多い。
    「次の駅であの人が降りますよー」てな具合に降りる人を知らせてくれるシステム、くらいの効力であってほしい。
    この人の前に立ったらどう思うだろう、本当はすっごく疲れてる人かもしれないな、
    終点まで乗る人かもしれないな、果たしてこの人の前に立つのが正解だろうか??
    なんて余計な考えがぐるぐる頭を巡っちゃって気疲れする。
    優先席の前に立つのがいいのだろうけど、
    なおさら「ここは優先席ですよ?!優先するべき人じゃないあなたが何で座ってるんですか?」という軽い抗議も
    含んだ圧力をかけている気になってしまって気が気でなくなる。

    この前、8駅くらい乗る時に、申し訳なさが勝って、
    わりと今日は元気だから立ったままでもイケるかも、と思ってキーホルダーを隠して
    若いカップルの目の前の吊革に立った。
    しばらくするとカップルがこそこそ話し出して、
    「あの、よかったら座りますか?」と声をかけてきてくれた。
    え??分かっちゃいました???
    ありがとうございます、と言いながら動揺してしまった。
    まだ8ヵ月にしては目立たないおなかだし、ふんわりした洋服だし、
    会ってきた友達にも「まだ全然わからないおなかだよね」と言われたばかりだったので
    「普通の人」を演出で来ていると思っていた。
    それが、バレていた。
    バレるといっても、よくよく見なければ分からないでっぱり具合。
    きっと、「前の人、妊婦じゃない?」「え?そう?キーホルダーしてないよ?」
    「ただちょっと太ってる人だったらどうしよう」「声かけるべき?」
    「でも違ったら失礼じゃない?」「どうしよう…」
    なんて困らせた会話をさせてしまったに違いない。。。
    ギャーーーーー!!それは本当になんだかもう、申し訳ないっっ!!

    私の中途半端な根性のおかげで
    カップルを困惑に陥れ、おそるおそる声をかけさせたなんて、もう、申し訳ないっ!
    こんなことならキーホルダーをふりかざしていたほうがよっぽどいいに違いない。

    …ということで、キーホルダーはきちんと行使することにしたのでした。
    まぁ、まだ慣れないけれどね。
    できればすぐに降りる人であって欲しいと願って優先席の前に立つようにしてます。
    座らせてもらった後も、携帯いじるのも、本を読みだすのも、眠りだすのも申し訳ない気がして
    ただただ直立して座ってます(笑)

    実際におなかが重くなっているから座れるのは大変ありがたいことなんだけどね(^^)

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