世界一周ブログ -  越境はいつだって予想を裏切る

muko
  • 越境はいつだって予想を裏切る

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    バイチャイのバスターミナル。ここで2時間もバスを待つことに…。

    世界一周ブログ@ベトナム→中国です。

    ハロン湾クルーズから戻り、ハロンの街へ。
    ここハロン・シティは別名【バイチャイ】といい、
    中国国境へのゲート・シティでもあるのです。

    ロンリープラネットなどで調べたところ、
    ここからベトナム側の国境【モンカイ】へ行く方法は二通り。

    ①高速船で3時間
    ②バスで5時間

    僕らの希望は①。
    せっかく新・世界七不思議に選ばれたハロン湾にいるのだから
    クルーズに行ったとはいえ、陸よりも海を移動したいですものね。

     

     

    ところが、ななななんと、高速船はなくなってしまったとのこと。

     

     

    がびーん。

     

     

    その代わりに!? バスの所要時間は5時間から4時間に短縮されたみたい。
    おそらく、道が整備されたことでバスは本数が増えたとともに時間も短縮。
    時間的なアドバンテージがなくなってしまった
    高いだけの高速船はやっていけなくなってしまったのでしょう。

     

     

    12時発のマイクロバスにゆられること4時間弱、
    国境の街【モンカイ】に到着。
    そこからすぐにタクシー(5万ドン≒200円)に乗り込み
    約5分で国境にやってきました。

    まず広場にあるチケット売り場で
    何だかよくわからないチケットを一人2万ドン(約80円)で購入。

    次に出国ゲートへ行き、荷物検査→出国審査を経て無事出国。
    でもここには賄賂を要求する輩もいるので注意が必要です。
    (後に知り合った香港人のおっちゃんは、ここで20ドルも取られたらしい)

    そして約100m先にある、やたらと立派な中国の入国ゲートへ。
    陸路で国境を越えると、「国が違う」という実感をとても強く覚えます。
    川を挟んで、ベトナム側に見えるのはただの緑。
    一方中国側はビルや露店、そこに行き交うクルマやバスで大賑わい。
    国力の違いが強烈過ぎるほどリアルに表れているんですよ。

    川を隔てて左がベトナム、右が中国。ただ川があるだけなのに、国がかわる。

    下の赤線が国境。ベトナムと中国は1時間の時差があります。

    入国ゲートでは、入国カードを書いてイミグレーションへ。
    賄賂や過剰な荷物チェックを覚悟していましたが、
    ちょっとだけ時間はかかったものの難なく通過。
    その後、建物を出たところにいたおばちゃんにベトナム・ドンを元に換えてもらい、
    路線バスに乗って長距離バスターミナルへ。

     

     

    今日はこのまま一気に【広州】を目指します。

    続きはまた明日…。

     

     

    はらだいち

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