世界一周ブログ -  ガラパゴスでダイビング

帰国後
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    世界一周初心者のヨメブログです

    岩でサメが4匹体を休めてました。ガラパゴスシャークという人は襲わない(ハズ)サメ。1メートルくらいまで近づいてしばらく観察。

    20年越しの夢の地、ガラパゴス諸島へ行ってきました。
    見たいもの、やりたいことがたくさんありすぎて
    めいっぱい動き回ったので書きたいことももりもりあります。

    ガラパゴスは諸島というだけあって
    いくつかの火山噴火でできた島々でできあがっています。
    その島々が船でそれぞれ5時間~11時間ほど離れているので
    効率よく回るためには昼間は島を見て、
    夜中に宿泊する船で移動して次の島へ向かうという
    クルーズ方法で島々を回るのが一般的。

    でももっと自由に自力で島を楽しみたい、
    少しでも長くガラパゴスに居座りたい、ということで
    申し込んだクルーズ日程よりも3日早くガラパゴス入りをして
    しばらくメインとなるサンタクルス島で自由きままに過ごすつもり、

    が。

    出発前日に旅行会社の方に会うと
    「ガラパゴスはダイビングしなくちゃもったいないですね。
    シュノーケリング?いやいやダイビングだと全然違いますから。」と
    はっきりと言い切られ、ダイビングをすることに気持ちが動き出し、
    島についてからダイビングショップ周りをして値段と明日のダイビングスポットを聞いて回ると、
    「え?あなたはダイバーではないの?」という店員さんの衝撃的なお言葉。
    そうですが、ワタクシ、ダイビングライセンスは持っていませんが、
    それでも体験ダイビングみたいなのをやってみたかったのですが!!
    どこのお店も明日のダイビングスポットは初心者向けではないので、
    ライセンスがない人は無理とのこと。

    キーッッ、こんなことだったらさっさと伊豆で2泊3日ライセンスコース行っとくんだった!

    動き出した気持ちはもう止まらず、B型5人家族で育った直行型の私は
    ライセンス取得コースを探してお店周りを開始!
    ムコも“あなたはダイバーではない”の言葉にショックを受けたらしく、
    ふたりして鼻息荒くひたすらダイビングショップを渡り歩いた。
    命に係るダイビングのライセンス、当たり前だがちゃんと講習が必要で
    3日から4日かかるところがほとんど。
    しかし、私たちに許された時間はクルーズ出発までの明日と明後日の2日しかないのだ。
    ことごとく申し訳なさそうな顔で断られ、
    諦めて夕食をとろうとレストランに向かう途中でまだ寄っていないダイビングショップを発見。
    ダメ元で訪ねてみると「うーん、本当は3日だけど2日でもいいよ」との神様のようなお言葉。

    マヂデスカ?!やりますやります!
    これで「私はダイバーですけれども、なにか?」って言えるようになるならやります!

    「じゃあ、日にちないから今から講習始めます」
    うそ、今から?夕食食べに行く途中で手ぶらなんですけど?
    おなかぺこぺこという欲求も結構強いんですけど?
    と思ったけれど、ダイバーになるためなら仕方あるまい。
    夜7:00すぎから思いがけずして突如ダイビング講習が始まったのでした。

    翌日から2日間、朝6:00集合でお昼14:00まで2ダイブずつの実習と
    夕方から講習というハードな日々。
    そして、最終日、先生(きっと20代そこそこだけど)である陽気なお兄ちゃんによる英語での試験。
    「16mで50分潜って、50分休憩を取って次は18m潜るとすると、
    さてどのくらいのプレッシャー(ダイビングにはプレッシャーという数値がある)がかかり、
    何分潜れるでしょう?」
    結構難しい…。
    30歳すぎの大人が二人がかりであたふた計算をして、算出された心もとない数値をそろそろと先生に見せる。
    先生、すっごい残念そうな悲しい顔で動きが止まった。
    「あ、やっぱ違いますよね、ですよね~、ですよね~」と計算しなおそうとすると
    「せいかーい!」
    まるでミリオネア。。。
    こうして若い先生に弄ばれながらなんとか試験もパスしたのでした。

    実習中は実習生の身分ながら、周りを泳ぎ行くサメやマンタやウミガメやアシカも楽しめて、
    どうせライセンスを取るならガラパゴスでとるのはお得だったかもしれない。

    これからはこの旅でダイビングも積極的に楽しむこととする!
    だって私、ダイバーなんで(^^)v

    動物園だと地上でののんびりアシカしか見れないけれど、水中ではめちゃ動きがすばやい。
    好奇心旺盛なのでこちらがくるくる回ると一緒に横に来てくるくる回ってくれる愛くるしい奴。

    アシカと違ってカメは海の中でものんびり。乗るのにちょうどいい大きさのカメがいて、またがるふりをして浦島太郎気分も味わった。あのくらいの大きさがあればカメで竜宮城に行ったってのも嘘じゃない気がした。

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