世界一周ブログ -  モンサンミッシェルを歩く

帰国後
  • モンサンミッシェルを歩く

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    シュトゥットガルトで妹とはお別れ。
    彼女はこのあとひとりでチェコのプラハでお買い物天国して帰国するんだそう。

    ということで、再びふたり旅に戻りました。
    なんかちょっと新鮮(笑)
    物価の高いヨーロッパを駆け抜けろ!ということで、
    どんどん行きます、次はフランス!!

    13世紀からここに佇んでるモンサンミッシェル。修道院です

    フランスは日本の新幹線よりも早いTGVという
    時速300kmを超える高速列車が走っているので移動も早い早い。

    ドイツからパリをぐーんと通り越して、フランスの北西のレンヌという町まで高速移動。
    このレンヌになぜ来たかというと、海に浮かぶ修道院、モンサンミッシェルを見るため。
    10年前にフランスに来た際も見たかったんだけど、
    パリからちょっと遠いところに位置するため行けなかったんだよね。
    レンヌからバスに1時間ちょっと乗って行くこともできるんだけど
    ネットで調べてみるとどうやら最寄駅のポントルソンが田舎の雰囲気でのんびりできるらしい。
    ならばこのポントルソンでボケーッと過ごそうじゃないか。

    ポントルソンからローカルバスに揺られてモンサンミッシェルへ。
    車窓から見える風景は、川がたゆたゆと流れ、
    川辺に野あざみや野菊やマーガレットが咲き乱れ
    風車がひとつポツンと草原に立ち、
    晴れ渡った空の下、サイクリングの人々が走り抜けていく。
    その先に浮かび上がってくるモンサンミッシェル。

    きっとこのお城(修道院)の正しい見方は、
    お城へと続く自然の中をサイクリングや道草しながら歩いて
    遠くにぼんやり、そして徐々にくっきりと浮かんでくる
    その姿を楽しむことなんじゃないかな。

    バスの車窓から見た風車があまりにきれいだったので、翌日徒歩で往復3時間かけて風車を見に散歩へ。そんな時間もたのしい風景たち。

    昔は海の中に立っていて、干潮時のみモンサンミッシェルへの道が現れるという
    なんとも幻想的な立地だったそうだけれど、
    今はバスもふもとまで行けるようにいつでも海に埋もれない道が
    つながってる。
    満潮時にはちょっとだけ、見ようによっては、海に浮かんでるように見える、かな。

    8月のモンサンミッシェルは絶賛混雑期でもう、人、人、人!
    城内に入るための狭い通路やお城のすぐ下にある土産物街は竹下通り状態。
    初詣みたいに少し進んでは止まり、、、。
    内部はすでにお城をいくつか見ちゃってる私にとっては、感動!とはいかなかったけど、
    外部から見るモンサンミッシェルははやっぱり素敵。
    まわりに何にもなくてぽっかり、でも悠然と立つこの修道院はやっぱり美しい。

    帰り道は、バスから見た風景の中を2時間てくてく歩いたのでした。

    徒歩の帰り道。川沿いの花々とモンサンミッシェル。

    *旅メモ*
    フランスをはじめ、スイス、オーストリアは電車代が
    高めなので、ケースによるがユーレイルパスや各国発行のパスが役に立つ。
    バックパッカー旅であればスペインやベルギー、オランダは長距離バスが網羅しているし
    イギリス、チェコは鉄道料金が安かったりする。
    またローコストキャリア(飛行機)も10ユーロくらいから都市間を結んでいるので
    使用の価値あり。

    ポントルソンからモンサンミッシェルへはバスで10分。
    (と言われているが、8月の午前11:00前後は道路がモンサンミッシェルへ行く車で
    激混みで1時間ちょっとかかった)
    ポントルソンからのバスは1日4本程度とネットに書かれているが、
    夏期は30分おきに1本と頻繁に運行していた。

    散歩中の1枚。空が青いから、うん、いい!!

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