世界一周ブログ -  muko

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  • 視線の先にある世界は…?

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    どことなく、憂いを感じさせるモアイの目

    世界一周ブログ、67日目。
    今日はちょいとばかり、モアイにまつわる考察を。
    (あらかじめ言っておきますが、あまりおもしろい話ではありませんからね)

    島には887体のモアイがあるといわれますが、そのほとんどが

    「倒れる時は前のめり」

    といわんばかりに、見事なまでに倒されています。

    その理由は…、

    文明の繁栄→人口増加→過度の自然破壊→食料や資源の枯渇→部族間の争い

    この“部族間の争い”の際に、「村のパワーの源」とされたモアイ、
    そして魂が宿るとされた目玉は、ことごとく破壊されました。

    戦争は、かつて数万いたとされる人口が百人程度になるまで続き、
    食糧難は臨界点を突破し、食人さえも行われたといいます。
    そして、イースター島がたどってきたこの負の連鎖は、
    現在、地球規模で起こっている人口増加や
    環境破壊がもたらす未来を暗示するものとして語られています。

    でも今現在、結果として、
    この島は美しい姿を取り戻し始めているんですよね。

    人間を中心として世界を見れば、
    争いや文明の衰退は嘆かわしいことかも知れないけれど、
    人間以外の動植物達は、人間同士が争って滅びることを
    指をくわえて待っているのかもしれません。

  • ♥♥5 : I Love ” Genesis ” !!

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    Name : Elvis Palomino Conteras (06/04/11 in Nazca, Peru)

    「Could you tell me what makes you happy the most in your life?」という
    漠然とした質問に対して、多くの人は困惑の表情を浮かべる。

    しかし彼だけは、生まれたばかりの自分の娘の名前(Genesis)を迷わず挙げた。

    エルヴィスの仕事は“客引き”。
    ナスカのバスターミナルに着いた我々に対して、
    「このホテルはいいぞ!」と
    最初から最後まで猛烈にプッシュしてきた男だ。

    本当にしつこいヤツで、
    他のどの客引きよりもいかつかったけれど、
    不思議と悪いニオイはしなかったし、
    ホテルもよさそうだったから
    結局誘いに乗ることにした。

    しかも宿泊を決めた後も、彼の気配りは完璧で、
    たった1泊できなかったのにも関わらず、
    リマに戻る時には、他の場所ではほとんど感じられなかった
    「別れの寂しさ」がこみ上げてきてしまった。

    「旧約聖書聖典の一つでもある『創世記』(ジェネシス)は、
    『誕生や創生、始まり、根源』といった意味もあるんだ」

    “写メ”を見せながら、熱っぽく語る彼。
    あそこまで熱心な“客引き”ができるのは、
    単にお金のためではなく、彼女を守るためだったのかと想像すると、
    最初のうちは冷たく接してしまっていたのが、
    ものすごく悪いことをした気になってきた。

    ふむ、子供がいるってどんな感覚なんだろう。

  • モアイ100人切り

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    まずは、「アフ・トンガリキ」で15体ゲット!

    世界一周ブログ、65日目。
    今日は先日やったお遊びのご報告を。

    イースター島に着いて3日目。
    ようやくわれわれはクルマを借りて、
    島に点在するモアイ像を見に行くことにした。

    スタートは、朝の8時。

    レンタカーの返却は18時。

    「10時間で100人切りじゃー!」

    と、言葉の響きだけで決めた目標を高らかに宣言して、
    いざ、モアイ狩りの旅へ!

    まずは冒頭の写真にある通り、
    最初のポイント「アフ・トンガリキ」では一気に15体もゲット。
    よしよし、いいスタートが切れたぞ。
    むしろ、目標が低すぎたと嘆くべきか?

    スタート地点から北側に進路を取ることに決めたものの、
    このノース・エリアは「単発モアイ」が多く、思わぬ苦戦が強いられることに。
    この時の心境は、パチスロで最初の1000円でビッグボーナスを引いたのに、
    その後はがレギュラーボーナス連続するという、
    運がいいんだか、悪いんだか分からない状態に似ている。

    右下の「アフ・ナウナウ」では、ひさびさに大漁!

    ところが中盤に入り、
    「複数モアイ」でペースアップ!
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  • ♥♥4 : I Love ” Japon ” !!

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    Name : Carlos (05/04/11 in Nazca, Peru)

    「ハポネスは、皆フレンドリーだ。
    しかもそれでいて、人によっていろいろな個性があるからおもしろい。
    ペルー人やスペイン人は、どいつもこいつも怒りっぽくてコワイんだよね…」

    ナスカやパンパの地上絵を見るための
    展望台を巡るツアーをガイドしてくれたカルロス。

    どちらかというと強面だし、英語の訛りも強くて、
    最初は「おっかねーな」なんて思ってたけれど、
    この解答を聞いて、大好きになった。

    愛されたいなら、まず愛そう。
    信じてほしいなら、まず信じよう。
    いつだって、どこだって、
    そうやって幸せは伝染していく。

  • ♥♥3 : I Love ” Cinema & Party” !!

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    Name : Rossana Agamc(04/04/11 in "EI Huacachinero", Ica, Peru)

    ワカチーナで泊まった宿の受付嬢。

    「I Love Cinema!」はともかく、
    「I Love Party!」という発想は、
    なかなか日本人にはないものでおもしろい。

    実はこのホテル、昼間のレセプションは二人の女性で回していて、
    どちらかというと我々は、もう一人のコと仲が良かったのだけれど、
    このアンケートをお願いしようと思っていた最終日はお休みだった…。

    Name : Rossana Agamc(04/04/11 in “EI Huacachinero”, Ica, Peru)