世界一周ブログ -  ヨーロッパ

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カテゴリー: ‘ヨーロッパ’

  • アディオス! スペイン!!

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    世界一周ブログ158日目。

    僕達は、いよいよスペインを離れてイタリアへと向かいます。

    約4カ月間使い続けたスペイン語ともこれでお別れ。
    チリのレストランでメニューを解読するのに四苦八苦した挙句、
    山盛りのポテトサラダを食べるハメになったことも、今ではいい思い出です。

    それでは、(実は)スペイン旅行中の裏テーマであった
    「一人パエリア選手権」の結果発表を!

    中間発表時点では、アルヘシラスで食べたパエリアが1位でしたが、
    最後の最後に栄光を勝ち取ったのは…

     

    じゃじゃん!

     

    こちらです!!!!

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  • 縁とは実に奇妙なもので

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    幸せの黄色いハンカチならぬ、牛追い祭りの赤いバンダナ。パンプローナの牛追い祭では、牛追い以外にも素敵な経験がありました。

    世界一周ブログ157日目。
    「縁」というものは、実に奇妙だなあと
    旅をしていて感じさせられます。
    モロッコにある砂漠の街で、「カズ君」という
    日本人バックパッカーに出会いました。
    (ちなみに「カズ君」とは僕ら夫婦の会話内に
    彼が出てくる時にそう呼んでいるだけで、
    本人はそんな呼び方をされていることを知りません)
    ところで、「カズ君」というあだ名の人は、
    いい人が多いと思いません?
    前の会社で同期だった「カズ君」も
    いい人を絵に描いたようなヤツだったけれど、
    今回の「カズ君」も、「カズ君」にどこか似ていて、ほんといい子でした。
    はてさて、そのカズ君と砂漠で別れた4日後。
    モロッコからスペインへと渡る船の中に彼の姿が!
    何たる偶然。これまで一度も会わなかったのに、早くも二度目。
    そこからタンジェ→アルヘシラスと移動し、
    最終的にはアルヘシラスのバス停で別れました。
    それから10日後。
    バルセロナからパンプローナ(牛追い祭の街)へ移動し、
    大きな荷物をもってバスターミナルをウロウロしていると
    なんと、向こうにまたしてもカズ君の姿が!
    何たる偶然。これまで一度も会わなかったのに、もう三度目。
    それまでの人生では一度も交わることがなかったのに、
    一度交わると、おもしろいぐらい交わることになるってことありますよね。
    「カオルコさん」も、その一人かも。
    ブログを読んでお便りをくれた方なのですが、
    やり取りをしているうちに、共通点が多いことが発覚。
    さらにはカオルコさんが何気なく呼んだ雑誌にうヨメが掲載されていて、
    「びっくりしました!」とお便りをいただきました。
    いやいや、こちらがびっくりです。「すごい偶然!」とヨメと笑い合いました

     

    カズ君もカオルコさんも、
    帰国したら会ってみたいなあ。

    はらだいち

  • 宿53 : C.H. MURCIA @マドリッド

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    また新しいペンと色鉛筆を買いました。絵にハマってます。

    マドリッドに帰ってきてからの3泊は、コチラに滞在。
    今回の宿探しのプライオリティは、

    ①価格(40ユーロ以下)
    ②WIFI(調べ物をするため)

    でした。

     

    探し始めてわずか2軒目でこちらの宿にヒット。
    スペインでは5階建てぐらいのアパートに、
    2、3個のホステルが入っていることが多いから、
    1軒目がダメでも、他の階を当たればいいだけ。
    次の宿まで何百メートルも歩く必要がないからラクチンです。

     

    ■ダブルルーム(バス・トイレ別)…10点満点中、5点
    寝具 ★☆☆ ダブルが1台。ちょっと動くだけでキシキシうるさい。
    設備 ★☆☆ 部屋数の割りにトイレが少ない。WIFIと可愛い犬、完備。
    立地 ★★★ マドリッドのヘソ、ソル駅から徒歩2分。なれど静か。
    接客 ★☆☆ ヨメは「あのオバちゃん、愛想がない!」と憤っていた。
    価格 ★★★ e38(約4000円)/一室。価格相応という印象。

     

    さあ、お次はイタリア!

    ピッツァ、青い海、芸術…、全部まとめて平らげてやる!!

     

    はらだいち

    こちらが看板犬(♂)。しょっちゅうママに怒られててかわいそう…。

  • 宿52 : TRYP SANCHO RAMIREZ @パンプローナ

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    床はピカピカのフローリング。中庭に面しているので静かでした。

    パンプローナという北部の街で牛追い祭に参加。

    どこも宿賃が高騰していたため、

    「どうせ高い金を払うなら、いいとこに泊まろう」と、

    めずらしく三ツ星ホテルを予約しました。

     

    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、9点
    寝具 ★★★ 広めのシングルベッド2台。適度に固いマットレスは眠りを誘います。
    設備 ★★★ 基本的なものは、何でもあります。
    立地 ★★★ 街の中心も何とか徒歩圏内。バスも通ってます。
    接客 ★★★ 親切、丁寧、可愛いと、3拍子そろった受付嬢。 夜はおじさんになります。
    価格 ★☆☆ e180(約2万円)/一室。朝食は+13ユーロ(一人)。お祭り価格だからしょうがない。

     

    これまでの採点は「費用対効果」でしてきました。

    そうじゃないと、値段の高い宿が当然高得点になっちゃうから。

    でも、今回はお祭り価格ということで、「費用対効果」にすると、1点とかになっちゃう。

    いい宿だけど、流石に1泊2万円は高すぎますもん。

    だから通常価格(約7000円)で泊まれる、とした時を想定して採点しました。

     

     

    まあ、この採点には何の権威もないから、

    別にどっちでもいいんですけど…。

     

     

     

    はらだいち

  • 同じ阿呆なら、追わなきゃ損々

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    牛を追いながらパチリ。当然、激しくブレるワケです。

    世界一周ブログ154日目。

    予告通り 「牛追い祭」 で、走ってきましたよ。

     

    感想。実に楽しいです、コレ。

    「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆 なら踊らにゃ損々…」 という

    阿波踊りの“よしこの節”とまさに同じで、「追わなきゃ損々」 だと思います。

    観ているだけとは、高揚感、緊張感、充実感が違います。

    物事は何でも、やってみなきゃわからない。

    百聞は一見に如かず。

    百見は一行に如かず!?

     

    ちなみに、牛追い祭はこんな流れでした。

     

    朝7時20分、現場着。

    7時30分にはゲートが閉められる=参加できなくなる、と聞いてましたが、

    どうやらそんなにシビアではない様子。

    後から後から、続々と人は増えていきました。

     

    到着後しばらくすると、係員にアンケートをされました。

    「性別は? どこから来ましたか?」 という定番の質問に続けて、

    「この祭に参加することのリスクを知っていますか?」

    「死ぬ可能性もあるということを、認識してますか?」 など、

    ちょっとドキっとするような内容も。

    でも、もう引き下がれまへん。

    おかあちゃん、バカな息子ですんまへん。

     

    7時55分。威勢のいい掛け声とともに、第一陣がスタート。

    実は牛の出走は8時。

    ただ牛と一緒にスタートすると、当然リスクが大きくなるので、

    僕らはこのタイミングで出走。ゆっくりとアドバンテージを広げていきます。

     

    8時。約800mのコースの中間地点当たりで、

    牛が出走したサインとなる号砲を聞きました。

     

    「どうする? このまま逃げるか!?」

    「いや、ここに隠れて牛をやりすごそう」

    「それは危険だ! ここは隠れるには広すぎる」

    「でもあそこのコーナーまで行くと、人が多くて危ない!」

     

    ヨメとそんなやり取りをしている間も、どんどん迫り来る猛牛。

    最終的には「あそこに逃げ込もう!」 と、商店のシャッターの影に隠れました。

    まもなく、体重600kgを超える牛の群れが目の前を通過。

    転んで牛に踏まれる人、人、人…。バカだ、こいつら。

     

    無事、猛牛をパスしてホッとしていると、後ろからもう4頭走ってきました。

    実はこの子達は「去勢牛」で、実に大人しく、人は襲いません。

    じゃあ何のためにいるのかというと、

    猛牛が走るのを止めて街中で暴れ始めた…など、

    万が一のハプニングが起こってしまった時でも、

    牛の群れが近づくと、落ち着きを取り戻すらしいのです。

     

    そんな去勢牛を、「オラ! オラ!!」 と挑発しながら追っていく僕とヨメ。

    ちなみに、上の写真はその最中の一枚です。

     

    ゴールは街の闘牛場。

    残念ながらルールを把握していなくて、

    闘牛場の門の所で走るのを止めてしまいましたが、

    実は中では、こんな楽しいことが行われていました。

     

    素人闘牛。猛牛は闘牛場内を縦横無尽に走り回り、次々に人を弾き飛ばしていきます。

     

    地獄絵図。でも、それが実に愉快&爽快。

    これにもちょっと参加したかった…かも。

    まあ、いつかまた来た時に!!

     

    そんこんなで、僕らの 「牛追い祭」 は幕を閉じたのでした。

     

     

    はらだいち

     

     

    追伸:

    牛の角は人に刺さらない程度に削られています。

    じゃあ、何で毎年死者が出るのかというと、

    転んで、人に次々踏まれて…ということだと思います。

    実際、ケガをしている人は、大体が 「人同士」 でぶつかってました。

    いつでもどこでも、注意すべきは人間。動物、悪くない。