世界一周ブログ -  2011 6月

帰国後

アーカイブ: 6月, 2011

  • ボられる

    1

    世界一周初心者のヨメブログです

    国営のCTMバス

    モロッコはイスラム教の国だから盗みをしたり、
    人をだますことはしてはならないという教えが深く根付いている、と聞いていた。

    空港から市内へ移動するバスを降りるとワッと人が寄ってきた。
    「Where will you go?」「Come’on with me!」
    「I am official tour guide」「コニチワー!」

    おー、南米以上の勧誘。
    アジアって感じ。

    大きな荷物を抱えた私にみんながいっせいに話しかけてくる。
    ここからCTMという国営の長距離バスオフィスまでタクシーで移動したい。
    タクシー乗り場なんてものはまわりになく、
    どの人について行っても怪しそう。。。
    「CTMに行きたいのだ」と告げるとみんなワーワー値段を口にしだした。
    もうわからん!
    すぐそばに停まっているグランタクシーという
    オフィシャルのタクシーを指さしていたおじさんに決めてついていく。
    いくらか?と尋ねると片手をだして「5」だという。
    オフィシャルだし、5なら悪くない、と乗り込んでCTMまで走ること5分弱。
    CTMオフィスの前で停めてもらい、モロッコの通貨20ディルハムを差し出すと
    「足りない。俺が言ったのは5ユーロだ。モロッコ通貨で払うなら50ディルハムだ」
    と言い出した。

    ありがち…。
    南米でもこの戦法は有名だったので注意していたのだが、モロッコにもあったか!
    通常5~10ディルハムでつくところ、10倍近い値段を言ってきたことになる。
    日本円にすれば70円で着くところを700円と言ってきているのだ。
    キーッ!!
    めずらしく「おかしいだろー」と対抗をするムコ。
    おじさんも負けていない。
    「だったらCTMオフィスで正規値段はいくらか聞いてくればいいさ」
    鼻息荒くオフィスに歩いていくムコとおじさん。
    オフィスのまわりで休んでいた数人と拍手を交わすおじさん。
    あれ?これ、すでに仲間だから劣勢なんじゃ?
    「50ディルハムするよな?」というおじさんの問いかけに
    「んだんだ」とうなずく仲間と思わしきおじさんたちと
    困り顔で「私に聞かないで」とジェスチャーをする受付のお姉さん。

    けんかごしではないのだけれど、この状況を楽しんでいるようでもあるおじさんと
    5分くらい押し問答をしたけれどおじさん引き下がらない。
    「ちゃんと単位を確認しなかったのも悪かった」と後悔しながら
    50ディルハムを払う羽目になった。
    なんだよー、人をだましちゃダメなんじゃないの??
    モロッコ手強い。

    モロッコの食べ物“タジン” 野菜と肉などを香辛料で味付けして蒸し焼きにする これはチキンタジンとアラビア語コカコーラ

    うれしそうに去っていくおじさんを見やりながら
    フェズ行きのバスのチケットを尋ねるとちょうどすぐ来るバスがあるそうで
    そのままチケットを購入。
    到着まで6時間半もかかるのにバスにはトイレがない。
    ここのチケットオフィスのトイレに行っておくべし、とトイレから出てくると
    “OFFICIAL SERVICE”というユニフォームを着た
    トイレ代回収おばさんが「1ディルハム」と言ってきた。
    20ディルハム札しか持っていなかったのでおばさんに20ディルハムを払うと
    おつりがないらしく、チケット売り場のおじさんに両替を頼んでいる。
    なんとなく嫌な予感がしておじさんに「トイレは1ディルハムなの?」と聞くと
    「トイレは無料だよ」との答え。
    うそん?!
    両替しようとしているおじさんの手から慌てて20ディルハムを返してもらった。
    トイレおばさんが私の服を引っ張りながらアラビア語で何か言っている。
    面と向かって「トイレはフリーなんでしょ?」と言うとぶつぶついいながら
    トイレ前のベンチに戻っていった。
    ちゃんとビルの一角にある国営バスのオフィス内で、こんな自由にトイレ営業させちゃダメだろー。
    しかも“OFFICIAL SERVICE”なんてユニフォーム着てるのは違反だろー。
    なんだよ、なんだよ、モロッコ!!!

    インド的な小さな騙しあいの様相になんだか笑えてきた。
    そういうやり方をするならこちらもそれなりに構えないと。
    楽しくなってきたゼ、モロッコ(笑)

    *旅メモ*
    長距離バスはCTMという国営バスと民間バスが数社走ってる。
    タンジェ~フェズのCTMは3時間おきくらいに発車していて1日5本くらい。
    私たちが乗ったのは12:00発。
    (といっても、30分ほど遅れて出発)
    バス代は110ディルハム+大きな荷物代3.5ディルハム。
    CTMの装備は冷房あり、トイレなし、
    席は女性でも膝が前の座席にあたるくらい狭い、
    リクライニングは後ろに人がいなければ倒せる
    (人がいるとかなり邪魔になってしまう)
    途中5回くらい停車駅あり 人がたくさん乗り降りする
    トイレ、食事購入可能

  • 麻雀にハマる

    0

    はいきた、ロン。でも、この役はリーチだけだったので低得点

    世界一周ブログ136日目。
    長距離バスで移動することが多い昨今、
    僕の旅のともは、iPhoneのAPP「雷神」(麻雀ゲーム)。

    でも、実は僕、麻雀わかりまへん。

    大学時代には麻雀をやる友人もいたのですが、
    いつも遊んでいる仲間達は誰一人としてやらなかったので、
    学ぼうという気はおきませんでした。

    社会人になっても然り。
    夜は徹マンよりもコンパに勤しんでいました(自爆)。

    なのに、なぜこのタイミングで…。

    自分でもわかりません。

    ゲーム上ではかなり強くなりました。

    36人抜きをして、ラスボス「雷神」も倒しました。

    でも、冒頭に述べた通り、未だにやり方(役と点数計算)がわかりません。

    ロンとかチーとかすると、そろってんのにアガれないこともあるんですね。

    だから攻め方は、ツモ一辺倒。

    ドラとか役牌とかもどれがどれだかわかりません。

    でも、それはコンピューターが計算してくれるから大丈夫。

    「でも、どうせだから学んで帰ろう!」と
    ウィキペディアをテキストに勉強をスタートしましたが、開始5分で力尽きました。

    こんなの実戦の中じゃないと絶対に覚えられん…。

    というわけで、日本に帰ったらどなたかやさしく教えて下さい。

     

     

    はらだいち

     

    ゲーム上ではかなり強くなりました。 

    36人抜きをして、ラスボス「雷神」も倒しました。

    でも、冒頭に述べた通り、未だにやり方(役と点数計算)がわかりません。

    ロンとかチーとかすると、そろってんのにアガれないこともあるんですね。

    だから攻め方は、ツモ一辺倒。

    ドラとか役牌とかもどれがどれだかわかりません。

    でも、それはコンピューターが計算してくれるから大丈夫。

    「でも、どうせだから学んで帰ろう!」と
    ウィキペディアをテキストに勉強をスタートしましたが、開始5分で力尽きました。

    こんなの実戦の中じゃないと絶対に覚えられん…。

    というわけで、日本に帰ったらどなたかやさしく教えて下さい。

    はらだいち

  • 1725年創業のレストラン

    0

    サングリアをいただいた。何だかウマい気がするのは雰囲気のせい?

    世界一周ブログ136日目は、

    世界一歴史のあるレストランに行ってきたというお話。

     

    マドリッドにある「ボティン」というレストラン。

    このお店の創業は、何と1725年!!

     

    1725年っていったら、

    あれですよ…

     

    うん! 調べたけど、特に何もない年でした。

     

    ウィキペディアでは「エカチェリーナ1世、ロシア女帝となる」 の1行のみ。

     

    まあ、とにかく古いってコトです。

     

     

    はてさて、こちらさんの看板メニューはこちら!!

    生後15~20日のこぶたちゃんだけを使用とのこと…。うう…。なお、コピーライトは『地球の歩き方』でございます。

     

     

    はいきた、どーーーん。

    「子豚の丸焼き」 なり。

     

    こんなの可哀想で食べられない。

    いや、せっかくの機会だから食べたい。

    でも、一人一匹は多すぎる。

     

    そんな葛藤をしながらも、1人前をオーダーしてとりわけることに。

     

     

    待つこと20分。

     

     

    ついに運ばれてきた、丸焼き。

     

     

     

    を、食べやすくカットしたもの。

     

     

    うん、まあ、いいでしょう!!

     

     

    これが一番、平和な形。

     

     

     

    はらだいち

     

     

     

  • 戦えなかった!モロッコ!

    2

    世界一周初心者のヨメブログです

    前回、モロッコのガイドブックと辞書がない旨書きましたが、
    結果、戦えませんでした~(笑)

    モロッコの港にて イラストって素晴らしい! アラビア語のみになった時に困らないよう、このアラビア語表記覚えておこう・・えーと…

    まあまあ大きなフェズという町へ行きたかった私たち。
    2006~2007年度版地球の歩き方には「モロッコのタンジェ港から歩いてすぐに
    長距離バスターミナルがある」と記載されていたので、さっそくバスターミナルへ。
    でも歩いてもそれらしきものがないし、駐車係のおじさんに聞いてみても
    全然違う方向指さされるし、重い荷物をしょったまま港をウロウロ。

    なになに?どういうこと?ターミナルないの?
    もしやタンジェじゃない港に来ちゃった?
    スマートフォンのGPS機能で位置を見てみると、確かにタンジェとは少し離れたところにいるようだ。

    さっぱり分からなくなったところでinformationを発見して
    そこにいた美人のお姉さんに思わず
    「ここはどこですか?」って聞いちゃったよ…

    「建物の横に停まってるバスでタンジェ市内まで行って、
    そこからタクシーで長距離バスターミナルまで行って、
    そこでチケットを買ってバスでフェズという町へ行くのよ」と
    フランス語にカタコトの英語を混ぜて、理解の遅い私たちに丁寧に教えてくれた。
    そして空港から出るバスのおじちゃんにアラビア語で説明をしてくれて
    私たちがバスに乗るまで付き添ってくれた!
    本当にありがたい!そしてホントに美人だよ、おねーさん!

    モロッコ港の駐車場にて どの車も車体と同じくらいの高さの荷物を積んでる

    「?」だらけだったので、あとでネットで調べてみると
    “2005年から新タンジェ港が使用されるようになり、新タンジェ港からタンジェ市内まではバスで40分となった”
    だそうな。
    新しくなって不便になってんじゃん!
    地球の歩き方2006~2007年だからまだこの本作った時点では古い情報だったんだろう。

    こんなにも変わってるとは。
    そしてアラビア語、フランス語、手強い!
    負け戦ながら、モロッコとの戦いは続くのであった。

    *旅メモ*
    スペインのアルヘシラス港からタンジェ港までは30分おきにフェリーが各社から出ていて
    どこの会社も値段は一律で€33.25
    スペイン出国審査が1つしか窓口が開いてなくて30分ほど並んだ。
    モロッコ入国審査は船上で入国カードを書いて渡してパスポートにスタンプをもらうのみ。
    新タンジェ港からタンジェ市内まではフェリーのチケットがあればバスは無料。

  • 水がかかる、じゃなくて水をかける

    0

    世界一周ブログ135日目。

    まだまだ続く、アメリカネタ…。

     

    ディズニーランドでもそうだったが、

    “水がらみ”のアトラクションやショーは、

    観客に水がかかる、のではなく水をかける。

     

    ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド

    ウォーター・ワールドなるショーでは、

    もう、ビショビショ。ほんとに。

     

    皆、「オーマイガッ!!」 とかいいつつも、

    ケラケラ笑ってる。

    怒っている人なんて、一人も見たことない。

     

     

     

    はらだいち

3 / 1212345...10...最後 »