世界一周ブログ -  ヨーロッパ

帰国後

カテゴリー: ‘ヨーロッパ’

  • イタリアで気になった

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    私がイタリアで気になったもの。

    ナポリの街角の露店で普通の服と一緒に売ってたんだけど
    どういうときに着るんだろう?
    どうやって着こなすんだろう??
    どうやってトイレするんだろう???
    マドンナでもない限り厳しいと思う。

    かわいいブラウスなのに下がつながっててショーツ型

    こちらはイタリアのソレントのオフィシャルディズニーショップの前で
    呼び込みをする偽物ミニーさん。
    お店はどう見てもオフィシャルなのに、なぜ??
    カメラを向けたら笑顔で応えてくれました。
    そして、隣にはもちろん偽物ミッキーさんも。
    ミッキーさんに手を振るベビーカーには偽物のキティちゃん風船がついてた。
    ここは中国か?!

    本物は赤基調のワンピースですよ~

    店先で2時間くらい客引きやってたミッキーさん

  • ジョニーデップ現る

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    これがジョニーデップだったらなぁ。。って言ったら「コレがペネロペクルスだったらなぁ」って言われた。ごもっとも。

    それはリパリ島にも慣れてきた滞在4日目の出来事だった。
    いつものように海岸線をバスに揺られていたら
    バス停から興奮気味のお母さんが何かしゃべりながら乗ってきた。
    よくよく聞いてみると「そこのビーチにジョニーデップが来てるのよ!」

    うそーん!!まじですかー?!あのジョニデ様がっ?!
    その後も興奮気味にほかの乗客に英語でジョニデ様の様子を語っている。
    すぐにでもバスを降りて海パン姿のジョニデを探したい気分だったが
    子供連れのお父さんに席を譲ったムコは混雑バスのはるか奥のほう。
    ひとりでジョニデ探しにバスを降りるわけにもいかず、
    ひたすら目を皿のようにして海岸線を走るバスからビーチを眺め続けた。

    が、発見できず…。

    「私、日本から来てるんです」
    ↑なんかJAPANって言葉に引っかかってくれそう
    「私、パイレーツオブカリビアン全部見てますっ」
    ↑なんか全部見てるって勢いは必要そう
    「私、公開してすぐにハリウッドで命の泉見ました」
    ↑なんかハリウッドって言葉に振り向きそう

    一瞬で頭の中を巡ったジョニデ様に出会ったら言いたいひとことも
    虚しくありがちなファンの妄想となった。

    こんな小さな島のどこかにジャックスパロウがいるなんて!
    一生のうちで、もうこれ以上近い距離で同じ海に浸かれることはなかろうと思い、
    バスを降りてすぐに近くの海辺まで駆けていき、
    5km圏内で同じ海水に浸かっているであろうジョニデ様を思い、
    とりあえず私も腰まで浸かってみた。

    その後もどこかで遭遇しないかとキョロキョロ浮き足立っての観光。
    バスに乗り込んできたお母さんの噂話だけなのに
    1日中私をちょっと浮かれた気分にさせてくれたジョニーデップ。
    さすが、スターだなぁ。

    全然内容と関係ないけど、ムコがひとりでひたすら八ツ墓村みたいなことし続けてたから撮ってあげた。案外きれいにできてると思う。

  • 火山、噴火!

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    イタリア南部のエオーリエ諸島3日目のテーマは
    “ぐだぐだする!!”
    歩いて5分のビーチで泳いで、
    ひたすら料理を作ってはつまんで過ごしました(笑)
    まあ、ひとつの贅沢です。
    レストランでの食事が続くと
    メニューにはない食べたいものがどんどん増えてくる。
    あと、メニューにはあっても高かったりすると躊躇しちゃうし。。

    ネコも私もぐだぐだ眠りこける昼下がり

    しかーし、キッチンがあればなんでもできるー。
    ムール貝の酒蒸し、辛いペペロンチーノ、野菜サラダ、
    ポルチーニ茸のクリームパスタ、カプレーゼ、
    焼き野菜のオリーブオイル漬け…ってだいぶ食べたな・・。

    海の見えるバルコニーに妙に大きな壷とハンモックと犬。お宅様、お金持ちでらっしゃいますね?

    食べ疲れて眠って、翌日はツアーでパナレア島とストロンボリ島へ。
    パナレア島は小さな島ながら家々の風景がかわいらしい。
    白い壁に青い扉、まっピンクに咲き乱れるブーゲンビリア、
    そしてその向こうに広がる蒼い海と空~♪
    お金持ちそうな家のきれいに整えられた庭々を撮りまくり。
    「こんなところに住めたらなー」というムコ。
    私に異論はございません、がんばって稼いでくだせぇ。

    ツアー途中でフェリーは透明度の高いパナレアの沖で停泊。
    なぜかというと、数メートル下まで見通せる海へ
    フェリーの上からドボーンと飛び込む時間なのです。
    自称素潜り名人のムコが潜ってみたものの海底へはたどり着かなかったそうなので
    深さは5m以上あると思われるけれど、こどもも浮き輪を持ってドボーン。
    岸からはるか遠い海のど真ん中で開放的遊泳を堪能。

    噴火したー!!初めて見たー!!写真を撮るのは難しくって肉眼だとすごい勢い!

    フェリーから海に沈みゆく太陽を見て、
    そのまま現在も噴火活動中のストロンボリ島を船上から眺める。
    夜になると噴火の火が闇にはっきり見えるので観光スポットになっていて
    たくさんのフェリーが海に浮かびながら噴火の時を待つ。
    15分くらい待機していると、
    ドカーーン!
    音は想像だけど(笑)、
    燃えるようなオレンジ色のマグマが山頂から数十メートル噴き出した!
    山肌を転がり落ちるマグマの玉っころ。
    初めて生で山が噴火するところを見た。
    フェリーは指笛と拍手と大歓声。
    噴火で拍手なんてちょっと不謹慎な気もするけど、
    この島は片側のみにマグマが流れておちていて反対側にはたくさん人が住んでるし
    海岸はビーチが点在してホテルも立ち並ぶ一大観光地なのだ。
    火口近くまで登る登山道もいくつも用意されている。
    どういう摂理か分からないけど、危険ではないということなんだろう。
    その後も10分間隔くらいで小さめの噴火が続いて、
    グレーの粉じんを噴き出しては風に乗って裾まで流れ落ちていった。
    どっかの映画で見たような、ディズニーシーのセンターオブジアースのような、
    でも不揃いな勢いの火柱が一地点から何本もまっすぐ縦に、
    地球の中心から天空へ向けて吹き上がる様は
    やっぱりエンターテイメントとはどこか違って脅威をおぼえた。
    ストロンボリの山は1000メートル近くあるんだけど
    その中をマグマが地下から山頂までのぼってると思うと
    なんか、かないません、って思った。

    パナレア島。カサブランカと家の白壁と水色の窓枠。っかぁ~、たまらないね。

    *旅メモ*
    パナレア島とストロンボリ島を巡るツアーは各社から出ていて
    リパリ島を14:30出発で22:30戻り。
    私たちの参加したツアーは35ユーロでした

  • 泥温泉~ヨメ編~

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    リパリ島に短期でアパートを借りて島めぐり。
    今日はお隣のヴルカーノ島へ。
    この島の目玉は温泉!

    「ハラマキを探せ!」

    天然泥の温泉で全身パックができちゃうのだ!
    いつか入ってみたかった泥温泉。
    わーい\(^o^)/
    治癒効果も高いとのことでたくさんのおじちゃんやおばちゃん、
    そしてもちろんたくさんのカップル。
    みんな、どろどろ(笑)
    全身に泥を塗って、温泉から上がって、岩の上に座って
    微動だにせず泥を乾かしてる姿はまるで石像(笑)
    「目には絶対泥入れちゃだめだよ」という受付のおじさんの指示通り
    目以外は全部に泥を塗りたくってやりました。
    たしかにスベスベになった気がする~。

    ・・・ノーコメント。

    泥温泉のすぐ隣は海に面していて、その海は温泉が湧いてることで有名。
    海水とミックスされて海水浴と温泉が一緒に楽しめちゃう。
    あたりに立ち込める箱根の大涌谷を思い出させる硫黄のにおい。
    ぼっこんぼっこん音を立てて海の中からガスが噴き出てる。
    日本人が思うあったかい温泉とはちょっと違うけど
    ぬるめのお湯くらいの温度になってる。
    すごい、海の温度にも負けない天然の力!
    でも温泉の湧きだし口は熱湯なのでうっかり足を着くと
    飛びあがるほど熱い思いをする(^^ゞ

    泥温泉を楽しんだ後は海中温泉を愉しんで
    そのまま海を横に泳いで移動して、
    すぐ横のビーチで普通の海水浴と日光浴。
    自然の恵みを大満喫。

    快走。太ももの筋肉はお見逃しを・・。

    原チャリレンタルをしようと思ってお店に行ったらおばさんに
    「この島はそんなに大きくないから歩いて回れるわよ」って言われた…
    うん、でも風を切って走りたい気分なの・・
    原チャレンタルやってるくせに原チャを貸し渋られたので
    自転車をレンタル(笑)
    私、人生初マウンテンバイク!
    乗ったことなかったのー。
    だってママチャリのほうがカゴあるし便利じゃない?
    無駄に7段ギアをガチャガチャ変えてマウンテンバイク走行。
    海岸線を走り抜ける。気持ちいい!
    オフロードの小石をがっつりタイヤがとらえる感じも気持ちいい!
    インフォメーションセンターが見つけられなかったから地図もないので
    ただただ思うままの方向へペダルをこぐ。
    マウンテンバイクならではのサドルからハンドルに伸びる高い位置にある棒に
    乗り降りの度にひっかかりながら、ヴルカーノ島を満喫。

    ムコクッキング中 がんばりたまえ。

    18:00には宿のあるリパリ島に戻って八百屋で食材の買い出し。
    野菜の量り売りってなんか新鮮。
    アンチョビのペペロンチーノパスタを作って(ムコが)、
    今宵も海岸線を眺めながらビールとワインなのでした。

    買い出しの見込みが甘くて、結局その後2回もビールとワインを買い足しに
    小銭をにぎりしめてスーパーへほろ酔い小走りをするはめになったのだけれど。。
    私、まだまだいけるなぁ(笑)

    *旅メモ*
    リパリ島からヴルカーノ島までは各社いろいろフェリーが出てる
    ほとんどが朝10:00発17:00戻りのパック
    私たちの乗ったフェリーは往復10ユーロでした

    きもちえー。

  • 贅沢な海と食事

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    “島”には独特の空気感があって、海とともに生活があって、
    交通は不便でも、人がゆったりあったかくて。
    だから私は島が大好きだ!

    フェリーで足首あたりのミラッツォからリパリ島へ1時間ほど。遠くに島が見えてくる

    カプリ島で青の洞窟を堪能した足で、
    イタリア南部のシチリアの上にある7つの島から成るエオーリエ諸島に
    行くことにした。
    カプリ島から夜行フェリーで行きたかったけど
    週2便しかないので予定が合わず夜行列車に予定変更。
    夜行バスはこの世界一周の旅でたっくさん乗ってきたけど
    この旅での夜行列車は初めて。
    イタリアの寝台列車やいかに?!

    4つのベットがある個室で内側から鍵もかかって
    ペットボトルの水や歯ブラシ、便座シートまでアメニティもバッチリ。
    もちろんシーツや枕も洗濯済みのものが用意されてる。
    お値段も63.4ユーロと高すぎない。
    しかも夜中にもいろんな駅に停まるので、
    降りる駅が近づくと寝過ごさないように車掌さんが起こしてくれる。
    熟睡、とまではいかなかったけど、快適です。

    イタリア南部のエオーリエ諸島のひとつ、リパリ島 ビーチも落ち着いていて◎

    ブーツ型のイタリアのひざ下に位置するナポリからすねを下って
    足の甲に位置するミラッツォへ寝台列車で8時間半。
    本当は7時間ちょっとで着く予定だったけど
    足首のあたりで列車ごと海を渡らなきゃならないので
    列車を2~3両ずつに分断して、船に積んで、またおろして連結させて…
    時間がかかってました。
    寝ていても“ガタンゴトン”という揺れから“ゆーらゆーら”の揺れに代わって
    あ、船に移動したってわかった。
    橋をかけちゃえばスムーズなのに、毎回こんな手間のかかることしてるなんて。
    仕事だったら「非合理な!許せん!」とか思っちゃうんだろうけど
    時間ばっかりある旅人なので「あら、なんか風情ある」くらいにしか思わない、今。

    ミラッツォからはフェリーで1時間でエオーリエ諸島で一番大きな島、
    リパリ島へ到着。
    港にも数件のカフェしかなくて、観光客であふれかえってるわけでもない。
    アジア人なんて皆無。
    ス・テ・キ☆☆☆

    宿のバルコニーから海岸線を眺めながらの食事 贅沢すぎる☆

    直前に見つけた短期レンタルのアパート(レジデンシャル)へ。
    これが、大正解!!!
    中心の港からはバスで15分かかるんだけど、落ち着いた海岸沿いで
    キッチンもあるし、海の見える広いバルコニーもあるし、2DKだし!
    ホテルのコンチネンタルブレックファーストもレストランのピザもパスタも
    野菜とか海鮮とかに乏しい食生活になっちゃうんだよね。
    でも、キッチンがあれば万事解決!作りたい物、作れる~♪
    ここぞとばかりに町の八百屋と魚屋で買いまくり!
    トマトは真っ赤に熟れてて何種類もあるし、
    マッシュルームは大きくて8センチくらいカサがあるし、
    スイカはバスケットボールよりも大きくて山積みだし、
    野菜の豊富さと安さにびっくり!
    八百屋だと少量から購入できるから、
    パプリカときゅうりみたいなのとスイカ、にんにく1つと
    ペペロニ(でっかいとうがらし。ペペロンチーノの辛味)を購入して160円だった。
    サラダ用のレタスやトマト、玉ねぎ、モッツァレラチーズなんかも追加購入して
    カプリ島で13ユーロもしたから食べなかったカプレーゼと
    夏野菜トマトパスタ、エビとムール貝のスープなんか作って
    夕闇に堕ちてく海岸線を眺めながらの夕食。
    あーーーー、贅沢っっっ!!!

    東京じゃ、お互い仕事ばっかりで一緒にできたてのパスタ食べることなんて
    めったになかったからこのくらいのご褒美もたまにはいいでしょう。

    生きてる証!! ペットボトルの陰に隠れてワインもう1本ありますのであしからず。

    そしてイタリア、スーパーだと500mのビールが60円。
    瓶のワインが160円。
    …飲まない理由が見当たらない…。
    ので、神のご指示どおりに波音を聞きながらひさびさに心行くまでビールだ!!!
    気分よくBGMにリンドバーグの「今すぐKiss me」かけながら
    wow wow熱唱してたらアパートの隣の奥様が戻ってらして「ボンジョールノ!」って言われた。
    恥ずかしい…。
    このあと聞く予定だったあややの「Yeah!めっちゃホリデイ」はイヤホンに変更。

    砂じゃなくて石ころのビーチが島のあちこちにあって
    じゃぶんと青い海に気軽に潜れるのも魅力。
    フェリーで近くの島々にも1時間くらいで行けるので
    フェリー乗り回して他の島巡っては宿のあるリパリ島でゆったり。

    劇的観光地でもないところがスゴクいい。
    今日もゆったり過ごしまする。

    *旅メモ*
    リパリ島の港からバスで15分のカネートという村にあるレジデンシャル。
    wi-fiは原則フロントでしか使えないけど、感度のいいパソコンなら部屋でもキャッチできる。
    朝食、キッチン、冷蔵庫、エアコン、テレビ、バルコニー付き。
    バルコニーには洗濯干しとイスとテーブルがあって海岸線がきれいに見える。
    ホテル名「Residence Oltremare
    TEL:09098800567(Italy)
    Mail:oltremare@oltremare.it

    リパリ島中心の港からカネートまでは20~30分間隔でバスが運行
    チケット売り場は夕方にはしまってしまい、バスの中でもチケットが買える
    6回券 7ユーロ
    10回券 10.5ユーロ
    20回券 20.5ユーロ

    調子いいとフェリーはボーっと波と風を味わう時間 調子悪いと船酔いとの戦いになる