世界一周ブログ -  ヨメ旅

帰国後

カテゴリー: ‘ヨメ旅’

  • ペルーの町でアニメパワー

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    展示されてたドラゴンボールのイラスト 小学生の時みんな必死に描いてたよなー

    ペルーの国境の小さな町、プーノを歩いているとどこからか聞いたことのある音楽が。
    よくよく聞いてみると「ボンバヘッ ボンバヘッ」
    !!
    m.c.A.Tじゃないですか!
    久々に聞いたよ、ボンバヘ!

    興味をひかれてボンバヘの出どころをたどると、
    そこは「OTAKU」と書かれたアニメ展。
    一般の人が自分で描いたアニメキャラや立体模型を持ち寄って展示してもらったり
    それを見に来る人がいたりで賑わいを見せている。
    入場フリーだったので立ち寄ってみることに。
    (ボンバヘのfeat.DA PAMPバージョンはアニメ「天上天下」のタイアップなのね)

    あるある、ポケモン、ジブリ、ナルトにドラゴンボール。
    日本のアニメは地球の裏側のこんなに小さな町でも大人気だ。

    でもドラゴンボールの絵ならムコも負けてません。
    チチカカ湖でも地元の子供が私に向かってカメハメ波を打ってきたので、
    ドドンパでかえしたら、子供大喜びでカメハメ波を打ちまくってきた。
    それを見ていたムコが紙切れに悟空を描いてプレゼント。
    子供の私への関心は一気になくなり、悟空の絵を食い入るように見て、
    ムコへ尊敬のまなざし。
    海外を旅してると、悟空の絵が描けるだけで一気にヒーローになれる
    ピカチュウでも練習しようかな~。

    右がヨメ作 生え際がM字 左がムコ作

    カメハメ波打ったら止められた。こういう時はドドン波?なんだっけか?

  • 島の民家に1泊

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    世界一周初心者のヨメブログです

    グラディスママと。

    チチカカ湖に浮かぶアマンタニ島。
    この島は観光客が来始めたばかりでホテルなどの宿泊施設はなく、
    ツアーで民家に泊めてもらうことができる島。
    ツアーに参加した人たちは4人くらいずつみんな別の家に泊まる。
    私たちはお母さんと12歳の女の子ひとりのグラディスさん宅へ。

    宿泊は空いている部屋を貸してくれて
    ご飯もお母さんが作ってくれる。
    薪をくべて、かまどを使って、肉はなくて野菜と穀物とたまごのみの料理。
    食後は庭から女の子が摘んできてくれたムーニャというハーブを
    コップに入れてお湯を注いでハーブティーをいただいた。

    ムーニャティー。

    夜はお母さんたちと同じ民族衣装を着せてもらって
    村の小さなホールに集まって
    各家に泊めてもらっている人がみんな集まって
    フォルクローレの生演奏でダンスパーティー。
    手と手を取り合って、フォークダンスのように大きな輪になって踊る。
    ムコはきれいなオランダ女性と手をつなぐ目標をもって1時間近く踊り続けていた。
    人は目標があると動き続けられるらしい。
    2時間近くホールでの時間を楽しんで、お母さんと家へ戻った。
    家への帰り道、まっくらで街頭ひとつない村の星は満天で
    ミルキーウェイも南十字星もひしゃくの7つ星もばっちり輝いてました。

    オランダ美女と踊れてご満悦のムコ

    トイレは水洗だけれど水道はないから、往復40分以上かけて湖から汲んでこなくちゃ流れない。
    シャワーも水を汲まないと出ないし、ライトがないから夜は入れない。
    食器もバケツに汲んだ水で洗う。
    暖房はないから毛布をたくさんかけて重い布団で眠る。

    街を歩くとすれ違う村の人がみんな「Hola!」と挨拶してくれる。
    子供は嬉しそうに恥ずかしそうに手を振ってくる。

    豊かじゃないようでもここは絶対“豊か”だ。

    帰りの船でガイドが言った。
    「アマンタニ島の人はみんな民族衣装を着てたでしょ?
    彼らはipodもコンピューターも持たない。
    自分たちの伝統を守って今も生活してるんだ」と。

    夕日を見るため登った丘の道々、
    すれ違う青春真っ盛りの男の子たちはみんな
    手に手にラジカセを持って音楽を聴きながら歩いてたことを思い出して
    なんだか心があったかくなった。

    薪をくべて料理を作ってくれる

    夕日もきれいだったけど、ベストショットを収めようと必死の大人たちのほうが面白かった。

  • 自力でがんばれ、肌と胃!

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    もともと私はズボラなほうだ。
    特に女子が気にするであろう“美容”に関してはド・ズボラだ。
    興味がないわけではない、自然の力を信じているとでもいおうか。
    “こういうマッサージが肌に良い”と耳にしても
    「顔の皮膚よ、自分のことなんだから、自分で頑張れ」と思ってしまう。
    女性誌によく載っている「美容体操」のページなんか読み飛ばしちゃう。
    (雑誌を作ってる皆様、すんません)

    旅に出たときは愛用のファンデーションやパウダー、マスカラなど
    最低限のアイテムは持ってきた。
    やっぱり安心したいから、いつも使っているものを2セット詰め込んだ。
    だけど、3か月たった今、メイクした日にちを数えてみることはたやすい。
    最初のオーストラリアでの5日間のみ。
    最低限の日焼け止めは毎日使っているけれど、そんな薬品よりも南米の日差しは強いし、
    幼稚園のころから夏休み明けの日焼けの黒さをちょっとした勲章だと思っていた私は
    今でも日焼けをするとちょっとうれしい。
    そんなだから持参したファンデーションもすでに白すぎて使えない。
    結構な重量を占めるメイクセットはペルーの定宿にて待機しており、
    日本へ送る段ボールへ詰め込まれる日を待っている状態だ。

    旅先では髪の毛も自分でカット。
    初めて自分でカットを試みてみたらやっぱり失敗。
    実写版サザエさんに出てくるワカメちゃんみたいなオカッパになっちゃったけど
    人間、失敗したらそれを教訓に次回チャレンジすればいいのだ。
    次回はうまくいく気がするから、現在、髪の毛が伸びるのを待ち中。

    シャンプーやリンスや洗顔フォームは使ってみて支障がなければそれでよし。

    そんなだから旅はわりとしやすい(笑)

    マルチビタミン剤。スペイン語で買ったからそもそもどれほどマルチなのか成分が分からないけど良しとする。

    でも旅に出て変わったこともある。
    日本では手を出さなかったビタミン剤を飲むようになったのだ。
    日本にいたときは野菜不足だと思ったらボイル野菜を作って食べていたし、
    貧血だと思ったらレバーを食べるようにしていた。
    自然の力こそ偉大なり、化学の力なんて…と思っていたのだ。
    でも旅先だと毎回料理ができるわけでもないし、食材も限られるので
    ビタミン剤を飲むようになった。
    実際に効いているかどうかは定かではないが
    「飲んでいるから貧血になりにくい」という思い込み効果は絶大なようだ。

    日々の努力が苦手な私は帰国直前の韓国あたりで
    いっきにピーリングでもしてなかったことにすればいいともくろみ中である。
    美容への道は遠い…(^^ゞ

    美容じゃないけど、食べ物も気になったらTRY。地元市場の食事後、腹痛に襲われた。私がTRYをやめる気はないので、そのうち胃の方が強くなってくれるだろう。

  • おりがみがつなぐ

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    トトラでできた船。なんか見たことあるよね

    島好きな私にはたまらない場所、チチカカ湖。
    ペルーとボリビアにまたがるこの湖は琵琶湖の12倍という大きさで
    40以上の島々があるのです。

    湖畔の町、プーノに着いたバス乗り場で出会った客引きのおじちゃんの勧める
    3つの島を回るツアーに参加することに。
    7:30にホテルを出発して、湖畔でモーターボートに乗り換える。
    このモーターボート、なんとも遅い(^^ゞ
    船が進んでいるのに湖面にほとんど波が立たないそろそろとした穏やかな進みっぷり。
    1時間ほど進んで最初の島、ウロス島に到着。

    ウロス島はトトラという葦(あし)で作られた浮島。
    トトラの根で土台を作って、上に切ったトトラを重ねただけの島。
    それでも降り立ってみると案外頑丈。
    いろんな大きさの浮島からウロス島はできているんだけれど、
    大きいものは300人以上が生活してるんだって。すごい。

    これがトトラ(葦)でございます 茎の中はふかふかしたスポンジ状

    でもちょっと観光地化されちゃってて、
    今、この島の人のメイン収入はお土産物販売なんだそう。
    歓迎の歌で迎えてくれて、家の中を見せてくれたあとは、お土産攻撃。
    分かるんだけどね、そういう切り口だとどうしても心がさみしくなる。
    だから他のツアー参加者が安めのお土産を申し訳程度に買っていく中、
    土産物販売の横に居座って、おりがみを折ってみた。
    実は日本からおりがみを持ち歩いていたのだ。

    日本人はお金持ちと認識されているらしく、どこにいってもチップを求められたりする。
    子供からチップを求められて無視し続けるのもなんだか辛い。
    本当にお金だけが欲しいのだろうか、習慣になっているだけなんじゃないだろうか。
    代わりに喜んでもらえるものはないだろうか。
    『日本の伝統でもあるおりがみをプレゼントしてみよう』そう思ってバックの底に忍ばせてあった。

    鶴、すぐに食べられた。ヨダレでデロデロの鶴に。

    いまこそ、と鶴を折って、5か月になるという子供にプレゼントしてみた。
    嬉しそうに受け取ってすぐに口にくわえて笑顔に。
    それを見ていた土産物売りのお母さんも笑顔に。
    これをきっかけにお母さんと通じ合わない言葉で少し会話をして
    お土産にちいさな手作りの壁掛けを買った。
    そうしたら、お母さんが鶴のお礼だと言って手作りの売り物のペンダントもつけてくれた。
    あったかい。

    人と人、きっかけさえ作れればあったかい気持ちは伝わる。

    笑顔

    このあと、きっかけづくりのおりがみの折り方を思い出すべく、
    カブトやだまし船やひこうきを
    あーでもない、こーでもないとムコと二人でひたすら折り続けたのでした。

    お母さんと。カラフルなウル族の衣装がきれい。

    トトラは茎の皮を手でむいて食べることもできる。味は…無い!無味!ふかふかしたスポンジ状の繊維質。

    島の人々は電気もない生活を…シテナイ。ゆとりのある家にはソーラー電池がついてました。でも家の明かりをまかなう程度の電気で、自家発電でまかなえる分だけ使う生活。いま日本に求められていることかもしれません。

  • ツナガリ

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    世界一周初心者のヨメブログです

    最近はやりだしてますね、Facebook。
    私もちょこっとはじめだしてます。

    ツイッターもそうですが、久しぶりな人とツナガリが持ててびっくりします。
    そんなFacebookを通じて、高校時代はほとんど面識のなかった
    相模大野高校の1つ下の諏訪くんにクスコで会うことに。

    同じテニス部で同じコートに2年もいたにもかかわらず、
    男女テニス部はきっぱり分かれていたのでお互い知らず、
    学園祭では同じ応援団だったにもかかわらず、
    なぜか全然記憶になし。ゴメン、諏訪くん。

    でもこうして友人を通じてクスコで会うことができて、
    同じく世界一周中の諏訪くんの話をお勧めの飲み屋さんで聞くことができて
    その人柄にもあったかくなったクスコの夜でした。
    そして、後輩にすべておごってもらうというハラ夫妻なのでした…。情けない。
    ※写真撮り忘れたー!大野高校の皆様、諏訪くんは元気でした(笑)

    午前中は乗馬ツアー3時間半。馬、たのしー!景色、きれい!お昼は何でも売ってる市場で地元食。午後はおなかが痛くなって正露丸飲んで寝込む。昨日のチチャか?!そして夜は元気に回復、諏訪くんと飲みに!な1日でした