世界一周ブログ -  南アメリカ

帰国後

カテゴリー: ‘南アメリカ’

  • ペルー/PERU

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    世界一周初心者のヨメブログです

    リマは海岸のすぐ横からおうどいろの砂漠地帯が広がり、
    内部に入るとアマゾン川も流れゆくジャングルになるという
    1国でありながらいろんな気候が存在する国。

    高速道路と茶色い大地のあいだに選挙看板が並ぶ

    ナスカへはリマからバスで7時間ほど。
    7時間も道を走るとぐんぐん景色が変わっていくのが分かる。
    高速道路が走るすぐ横にはカラカラの人が住めないような茶色い台地が広がる。
    奇しくも、ペルーは今週末が5年ぶりの大統領選挙。
    現在2度目の大統領を務めているのガルシア氏が退任する。
    1回前のトレド前大統領、
    そして日本人の記憶にもあるであろうフジモリ前大統領の娘も出馬していて
    そこら中に選挙ポスターがひしめいている。
    カラカラの台地に建つ、建つというより置いてあるような、
    わらで作った家々にはフジモリ前大統領の娘、KEIKOのポスターが多く目につく。
    大統領選を前に、国が荒れているような状況はないけれど、
    乱立するポスターの数は国民の関心の高さをうかがわせる。

    家の壁にもペンキで政党の名前が、
    道路沿いには5メートル間隔でポスターが、
    停車している車には政党のチラシがワイパーにはさまれている。
    スーパーの前では暑くなっちゃたんだか、アルバイトが着ぐるみの上半身を脱いで
    人面猫となって選挙のチラシを配って歩いている。

    私たちがチリのイースター島へ旅立つ週末。
    島から戻ってきたころには誰が大統領になっているのか
    今の時点では予測できないくらいに接戦なのだそうだ。

    都民のくせに、都知事選よりもペルー大統領選挙に詳しくなった今春。

    同じ地震大国のペルー、いまでも新聞の1面は日本の地震の記事 現地の人にも本当によく日本の状況について聞かれる

  • 砂漠と湖の町

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    ナスカに行く前に立ち寄ったワカチナという砂漠の中に
    泉がわいてできたオアシスの町。
    ほんとにちいさな町。
    湖畔を1周しても10分程度。
    でも、ここが私にはハマった・・!

    砂漠の中のオアシス Huacachinaワカチナ

    砂漠にぽっかりと浮かぶ絵にかいたようなオアシス。
    リゾート気分を味わう目的なので、
    ワカチナでは1,2を争ういいホテルにSTAY。
    といっても、1泊ひとり1500円。

    昼間はブドウの生産がさかんなイカという町へ蒸留酒“ピスコ”の工場見学。
    制作過程はブドウ踏んだり、煮詰めたり、樽に寝かせたり、
    ま、それはいいとして、
    ラストは試飲ですよ、試飲。
    10種類近くのワインとピスコを工場のお姉さんが次々に運んできてくれる。
    お姉さんの笑顔を見たら、これは、、飲むでしょ。
    でもねー、大学時代に鍛えたのはビールばかりで
    ワインのチャンポンは効きますね。。
    ピスコは43度もあるので、気分的にはテキーラ。
    工場を2つもはしごして、楽しい昼下がりの時間。ラララ~♪

    将来お金持ちになったら、樽ごと買い占めてみたい。

    ワカチナにはスーパーもないので、
    町のなんでも雑貨屋さんみたいなところで水を買う。
    そしたら「あれ?日本人?どっから来たの?」ってすっごい流暢な日本語を話す人に
    声をかけられた。
    でも、顔は断然ペルー人。
    なんでも鶴見で電気工事の仕事を6年していたんだとか。
    名前を聞かれて答えると、
    「あ、おんなじ名前の日本人の彼女いたけど、別れた」って言われた。
    いやなこと思い出させたらしい、ごめんなさい(笑)

    彼、ダニエルに案内してもらって砂漠にも登頂!
    斜面35度くらいのところを登ること1時間。
    足元が砂だから、一足踏み出してもザラザラとまた滑り落ちる。
    3歩進んで2歩下がるかんじ。

    日本でも富士山登頂したことがあるけれど、
    最後は二足歩行ができずに四つん這いで登頂した苦い記憶がある。

    今回も同様、4足歩行にて無事登頂。
    だって、きつかったんだもん。

    でも、砂漠のてっぺんから見下ろすオアシスの町や
    堕ちゆく夕日は絶景。 キレイ☆☆☆

    延々と続く砂漠 てっぺんから撮影

    あまりにも素敵な場所だったので、おもわず延泊。
    2泊3日でのんびり過ごしたのでした。

    湧水でできた湖に夕日の赤と空の青が混じって映る。マジックタイム。

    飛行機雲と砂漠と外国人

    落ちゆくムコ。てっぺんから転がり落ちてゆく。(左下の虫みたいなの)

    サボテン。砂漠だからね。

    ホテルのプールのすぐ先に広がる砂漠。

    ワカチナでしきりに手を合わせて「アリガチョメン!」と話しかけてきた男子二人。陽気なのはいいが、「チョメン」ってだいぶ間違ってる…

    YEAH!! TOP OF THE DESERT!!

  • 見たぞ!ナスカの地上絵!確かに見たぞ!

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    見てきました。
    ナスカの地上絵。
    しかと見てきました。
    1分くらい…。

    ナスカの地上絵「宇宙飛行士」

    いい話をあまり耳にしないナスカの地上絵観光。
    「地上絵を見るためのセスナが一昨年また落ちたんだって」
    「地上絵がぼんやりしていてどれだか分からなかった」
    「セスナが揺れて、酔って、早くおりたくてしょうがなかった」
    云々。

    でもでも、せっかく近くまで来たのだから、と
    バスに揺られること7時間。
    なんでも地上絵は空気の澄んでいる朝がきれいに見えるとのことで
    ナスカに1泊して翌朝セスナにて飛ぶことに。
    予習通り、前日はアルコールを控えて、当日もご飯は何も食べないで、
    酔い止めを飲んで、いざ出陣!!

    …酔った。。。

    フライト時間は約35分。
    目をつぶってた時間、約34分。
    えー、目を開けて地上絵を見た時間、約1分。
    無念 oz

    それでも悔しいから、
    パイロットがカタコトの日本語で「ツギ、ミギー、クジラー」
    「ツギ、ヒダリー、ハチドーリー」って言うたんびに目を開けて
    地上絵とやらを見てやりましたよ。
    だから全部の地上絵をちゃんと肉眼で見ましたよ。
    2秒くらいずつね…。

    執念でカメラも取り出して、とりあえずシャッターは切りましたよ。
    結果???
    下記でございます。
    ご愁傷様、私。

      

    でも、噂に反して、保存管理が徹底されている昨今、
    地上絵は肉眼だとくっきり見えました。

    同乗していたムコや3人グループの観光客は終始元気で、
    酔うかどうかは体調によるものが大きいみたい。
    あとはあれかなー、酔い止め薬をブラジルでスペイン語で
    薬局カウンターで説明して買ったから実は酔い止めじゃなかった、とか?!

    ナスカから車で30分、パルパというところにも6年前にたくさんの地上絵が見つかりました。パルパはかわいいウォーズマンみたいな地上絵だった。

    地上絵は近くで見ると石をよけてあるだけで、絵とは気づけない。気づけないから地上絵発見前にハイウェイを作っちゃって、一部の地上絵はハイウェイに分断されている

    はい、ハチドリ。ちゃんと中央に。

    グロッキー(笑)

  • ペルーの乗り物

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    ペルーのバスがかわいい件。

    ちょっとレトロでまるっこくて、色遣いもかわいい。

    バスです

    こちらもバスです

     

    でも、バス停はあまり関係なくて
    手を挙げれば乗り降りできる道とできない道があって
    行先も書かれていなくて
    実際問題、旅の者が乗るのはかなりの困難を極める。

    アマゾン河近くの町、イキトスではモトタクシーが主流。
    HONDAのバイクが使われてて、おっきな工場もあった。
    タクシーもそうだけど、運転手と交渉して値段を決めてから乗る。
    おかげでスペイン語は1~5と8~10と12と15と20は覚えた。
    なんでか6と7が覚えられないんだよな…。

    モトタクシーです ちょっとおじさんにどいてもらった

  • 日本を考える

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    日本が明治だったころにペルーへの日本人の移民が始まった。
    それまでのペルーは1つの畑で1つの作物しか使っていなかった。
    でも、日本は土地が限られているから1つの畑でいくつもの作物を育てる技術を持っていた。
    その技術はペルーで広がり、ペルーの農業の発展へもつながった。
    第2次世界大戦では日本の敵国となったペルー。
    すでにペルーにいた日本人はそれは大変な生活を強いられることになった。

    知らなかったペルーと日本のことがたくさんある。
    ほんとはちょっと知ってたけど、
    興味がなくて頭に入ってこなかった歴史の授業がたくさんある。

    日本を出て得た時間は「日本を知る」時間でもある。

    自分が生まれ育った“日本”は果たしてどんな場所なんだろうか。
    広い世界でどう映っているのだろうか。
    興味があることを学ぶのは楽しい。

    日本人移住史資料館の屏風に書かれていた言葉たち。

    “質素”“感謝”“忠実”“連帯”“誠実”“責任”“尊敬”“調和”“信頼”“根気”