世界一周ブログ -  2011 5月

muko

アーカイブ: 5月, 2011

  • ♥16 : I Love “ Persons ” !!

    0

    Name : Javier Ramos (07/05/11 in Cusco, Peru)

    17歳にして、乗馬ツアーガイド暦4年。

    英語はツーリストとの会話を通して学び、

    現在は日本語に興味津々なのだとか。

    「この仕事をしていると、
    本当にたくさんの国の人々と出会える。
    それがすごく刺激的なんだ!」

    笑顔にはまだまだあどけなさが残るが、

    仕事っぷりには頼もしさすら漂っていた。

    「手綱はもっと短く持って!」

  • 自力でがんばれ、肌と胃!

    2

    世界一周初心者のヨメブログです

    もともと私はズボラなほうだ。
    特に女子が気にするであろう“美容”に関してはド・ズボラだ。
    興味がないわけではない、自然の力を信じているとでもいおうか。
    “こういうマッサージが肌に良い”と耳にしても
    「顔の皮膚よ、自分のことなんだから、自分で頑張れ」と思ってしまう。
    女性誌によく載っている「美容体操」のページなんか読み飛ばしちゃう。
    (雑誌を作ってる皆様、すんません)

    旅に出たときは愛用のファンデーションやパウダー、マスカラなど
    最低限のアイテムは持ってきた。
    やっぱり安心したいから、いつも使っているものを2セット詰め込んだ。
    だけど、3か月たった今、メイクした日にちを数えてみることはたやすい。
    最初のオーストラリアでの5日間のみ。
    最低限の日焼け止めは毎日使っているけれど、そんな薬品よりも南米の日差しは強いし、
    幼稚園のころから夏休み明けの日焼けの黒さをちょっとした勲章だと思っていた私は
    今でも日焼けをするとちょっとうれしい。
    そんなだから持参したファンデーションもすでに白すぎて使えない。
    結構な重量を占めるメイクセットはペルーの定宿にて待機しており、
    日本へ送る段ボールへ詰め込まれる日を待っている状態だ。

    旅先では髪の毛も自分でカット。
    初めて自分でカットを試みてみたらやっぱり失敗。
    実写版サザエさんに出てくるワカメちゃんみたいなオカッパになっちゃったけど
    人間、失敗したらそれを教訓に次回チャレンジすればいいのだ。
    次回はうまくいく気がするから、現在、髪の毛が伸びるのを待ち中。

    シャンプーやリンスや洗顔フォームは使ってみて支障がなければそれでよし。

    そんなだから旅はわりとしやすい(笑)

    マルチビタミン剤。スペイン語で買ったからそもそもどれほどマルチなのか成分が分からないけど良しとする。

    でも旅に出て変わったこともある。
    日本では手を出さなかったビタミン剤を飲むようになったのだ。
    日本にいたときは野菜不足だと思ったらボイル野菜を作って食べていたし、
    貧血だと思ったらレバーを食べるようにしていた。
    自然の力こそ偉大なり、化学の力なんて…と思っていたのだ。
    でも旅先だと毎回料理ができるわけでもないし、食材も限られるので
    ビタミン剤を飲むようになった。
    実際に効いているかどうかは定かではないが
    「飲んでいるから貧血になりにくい」という思い込み効果は絶大なようだ。

    日々の努力が苦手な私は帰国直前の韓国あたりで
    いっきにピーリングでもしてなかったことにすればいいともくろみ中である。
    美容への道は遠い…(^^ゞ

    美容じゃないけど、食べ物も気になったらTRY。地元市場の食事後、腹痛に襲われた。私がTRYをやめる気はないので、そのうち胃の方が強くなってくれるだろう。

  • 宿21 グラディスさん宅

    0

    世界一周ブログ、93日目。

    われわれが訪れた

    ティティカカ湖に浮かぶ

    アマンタニ島にはホテルがなく、

    グラディスさんという方のお宅に宿泊しました。

    グラディスさんは旦那さんと娘さんとの三人暮らしで、

    自宅の二室をツーリスト用にしています。

    こういうところに来て改めて実感するのが電気と水の重要性。

    どちらもあるにはあるのですが、どちらも最低限。

    料理をするグラディスさんの額にはヘッドライト。

    トイレはレバーではなく手桶で流します。

    世界を見渡せば

    未だに電気も通ってない地域も多いし、

    “ボットン”の家だってザラでしょう。

    そんなところから見れば

    この島の生活だって

    「恵まれている」部類に

    入るのかもしれません。

    震災の影響で「昭和」が見直され、

    扇風機や魔法瓶が昨対数百%という

    驚異的な売れ行きを誇っていると聞きました。

    多くの日本人が

    「真の豊かさは、生活水準を落とした先にある」

    と信じ始めたといいますが、

    人間は「進化」しかしてこなかったハズ。

    物質的に「退化」するなんて、本当に可能なのでしょうか。

     

     
    だって、興味本位で島暮らしをした翌日は、

    蛇口をひねれば出る水や、

    すぐに世界中とつながれるインターネットを

    さらに愛おしく感じてしまうんですもの。

    港ですらこんなにシンプルなんです

    延々と広がる段々畑

    部屋内観。3ベッドで広々ですが、電気はテーブルライト程度の光量

    家外観。レンガづくりの家はちょっと埃っぽいニオイがします。

     

    はらだいち

  • ♥15 : I Love “ MUSIC ” !!

    0

    Name : Efrdin (06/05/11 in Cusco, Peru)

    世界遺産「マチュピチュ」からは

    「せっかくだから」と、

    タクシーをチャーターして

    寄り道をしながらクスコに戻ってきた。

    我々が値切りに値切りったからか、

    ドライバーは陽気なぺルビアンらしからぬ無言っぷり。

    でもラジオをつけた途端、

    鼻歌なんかしちゃって超ゴキゲン。

    「アナタの幸せは?」に対する返答は

    やっぱり「音楽!」だった。

  • おりがみがつなぐ

    4

    世界一周初心者のヨメブログです

    トトラでできた船。なんか見たことあるよね

    島好きな私にはたまらない場所、チチカカ湖。
    ペルーとボリビアにまたがるこの湖は琵琶湖の12倍という大きさで
    40以上の島々があるのです。

    湖畔の町、プーノに着いたバス乗り場で出会った客引きのおじちゃんの勧める
    3つの島を回るツアーに参加することに。
    7:30にホテルを出発して、湖畔でモーターボートに乗り換える。
    このモーターボート、なんとも遅い(^^ゞ
    船が進んでいるのに湖面にほとんど波が立たないそろそろとした穏やかな進みっぷり。
    1時間ほど進んで最初の島、ウロス島に到着。

    ウロス島はトトラという葦(あし)で作られた浮島。
    トトラの根で土台を作って、上に切ったトトラを重ねただけの島。
    それでも降り立ってみると案外頑丈。
    いろんな大きさの浮島からウロス島はできているんだけれど、
    大きいものは300人以上が生活してるんだって。すごい。

    これがトトラ(葦)でございます 茎の中はふかふかしたスポンジ状

    でもちょっと観光地化されちゃってて、
    今、この島の人のメイン収入はお土産物販売なんだそう。
    歓迎の歌で迎えてくれて、家の中を見せてくれたあとは、お土産攻撃。
    分かるんだけどね、そういう切り口だとどうしても心がさみしくなる。
    だから他のツアー参加者が安めのお土産を申し訳程度に買っていく中、
    土産物販売の横に居座って、おりがみを折ってみた。
    実は日本からおりがみを持ち歩いていたのだ。

    日本人はお金持ちと認識されているらしく、どこにいってもチップを求められたりする。
    子供からチップを求められて無視し続けるのもなんだか辛い。
    本当にお金だけが欲しいのだろうか、習慣になっているだけなんじゃないだろうか。
    代わりに喜んでもらえるものはないだろうか。
    『日本の伝統でもあるおりがみをプレゼントしてみよう』そう思ってバックの底に忍ばせてあった。

    鶴、すぐに食べられた。ヨダレでデロデロの鶴に。

    いまこそ、と鶴を折って、5か月になるという子供にプレゼントしてみた。
    嬉しそうに受け取ってすぐに口にくわえて笑顔に。
    それを見ていた土産物売りのお母さんも笑顔に。
    これをきっかけにお母さんと通じ合わない言葉で少し会話をして
    お土産にちいさな手作りの壁掛けを買った。
    そうしたら、お母さんが鶴のお礼だと言って手作りの売り物のペンダントもつけてくれた。
    あったかい。

    人と人、きっかけさえ作れればあったかい気持ちは伝わる。

    笑顔

    このあと、きっかけづくりのおりがみの折り方を思い出すべく、
    カブトやだまし船やひこうきを
    あーでもない、こーでもないとムコと二人でひたすら折り続けたのでした。

    お母さんと。カラフルなウル族の衣装がきれい。

    トトラは茎の皮を手でむいて食べることもできる。味は…無い!無味!ふかふかしたスポンジ状の繊維質。

    島の人々は電気もない生活を…シテナイ。ゆとりのある家にはソーラー電池がついてました。でも家の明かりをまかなう程度の電気で、自家発電でまかなえる分だけ使う生活。いま日本に求められていることかもしれません。