世界一周ブログ -  ヨメ旅

帰国後
  • 中国入り そして 帰国します

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    300日世界一周の旅も300日ちょっと過ぎちゃいまして、帰国日が決まりました!

    先日、ベトナムのハロン湾のホテルにて
    今回の旅で世界一周航空券を発券してもらっているJALに電話をし、
    行先変更の可否や日程変更の可否をいろいろ聞いて、日本への帰国日が決定しました。
    12月9日朝にタイのバンコクから東京へ戻ります!
    世界一周航空券のラストフライトは使い切らずに捨てちゃおうかと思ってもいたのですが、
    第一希望帰路だった台湾から沖縄へのフェリーが廃止になっていることもあり、
    空路で東京へ戻ることにしました。
    12月は住むところもないので(^^ゞ
    実家にお世話になりながらあれこれ整理をして過ごすことになりそうです。
    残りあと数日!!
    世界一周を謳歌しなければ(^^)v

    ***

    そして、ただいま中国です。

    中国の入国カードを記入。久々の漢字表記だ。姓の欄のあとに名前の欄。誕生日も年、月、日、の順番。日本が近いねぇ。

    無事に中国の東興という町に入国。
    旅中に各国で出会った中国人はみんな英語がペラペラだったので
    中国って英語が進んでるんだ、と思っていたら、全然違った!
    ひとたび、入国管理所を出たら、そこは漢字だらけの中国語の世界。
    英語、「バス」も「マネー」も「バンク」も「ワン」も「ツー」も全く通じませーん。
    まぢですか?!

    あわてて大学で勉強した中国語を遠い記憶から呼び起こすも
    「日本人」と「ありがとう」しか通じなかった。。
    中国語って発音が本当に難しい。
    語尾を上げるとか、平坦に発音するとか、韻の真ん中を低く発音するとかで
    全然意味が違っちゃう。
    「おいしい」も「バス」も発音してみるも通じなかった。ガーン。。。
    4年間習ったんだけどな。。。

    しかもあてにしていたATMが全く見当たらない。
    両替所もどこにもない。
    国境って普通、ATMとか両替所とかが乱立してるものじゃないの??
    市内に出るためにはバスに乗らなきゃならない。
    でも中国のお金、元がない。
    ためしにバスの運転手さんにベトナムの通貨じゃ払えない?ってジェスチャーで聞いたらダメだって。
    バス代、1元(約12円)を手に入れるため、荷物を抱えて30分ほど街中を歩きまわる。
    結局、ATMもなくて、路上で布に刺繍をしてたどう見ても正式ではない両替商のおばちゃんに
    ベトナムドンを中国元に両替してもらい、バスに乗車。
    中国、こりゃ、一筋縄ではいかなそうな国だ。

    街中のコーヒー屋の看板。あれ?何かのデザインに似てるような??

    中国語は話せないけれど、中国漢字は日本の漢字と同じだったり似ているものも多くて
    町中の看板もほとんど何屋か理解できておもしろい。
    「汽車」でバス、「火車」で電車、「賓館」でホテル。
    紙に「東興汽車站」とバスターミナルに行きたい旨を書いて
    運転手に見せてバスターミナルで降ろしてもらう。
    一緒のバスからスーツケースを持って降りたおじちゃんが
    「どこに行くの?」と英語で話しかけてきた。
    「広州」と答えるも、やはり発音が悪いらしく通じず。
    紙に書いて見せると、俺も広州に行くよ、とのこと。

    市内移動バス代程度のお金しか持っていなかったので
    ここで再びATMを探してお金をゲットしなければ長距離バスに乗れない私たちは
    銀行を探しに行くので、とおじさんとすぐに別れた。
    が、バスターミナル近くの銀行でお金をおろして
    外に出たところ、さっきのおじちゃんがこっちに歩いてきてる。
    「お金は手に入ったかい?僕は広州行のバスチケットを買ったよ。
    ディスカウント値段で買えたから、君たちの分も買ってあげるよ、こっちだよ」とのこと。
    さっきちょこっと話しただけの、誰かも知らないこのおじさんに着いて行っていいものか、と
    思いつつもとりあえずチケット売り場まで一緒に行くと
    チケット売りのおばちゃんに何やら中国語で話し、すぐに商談が成立。
    「君たちの分もチケット大丈夫だそうだ。バスは45分後に出発。
    夕食付きのバスだ。さあ、バスに向かおう」とのこと。
    え?え?展開早すぎ。
    いいのかしら?大丈夫なのかしら?
    口約束しかしてないけどチケットはどこで買えばいいのかしら?
    数々の疑問が頭を駆け巡るも、あれよあれよとバス乗り場へ。
    バスにバックパックを積み込み、荷物引換券をもらうと
    隣に停まってたワゴン車に乗るように、とのこと。
    おじさんも一緒にワゴンに乗り込む。
    バスじゃなくてワゴンに乗り込むの??
    お金はいつ払うの??私たちの荷物はバスに積んだまま??
    まだまだ押し寄せる疑問の数々。

    果たして、これに着いて行っていいのか??
    疑問だらけの中国旅がはじまった。

  • ベトナムから中国へ陸路入国

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    さよなら、ベトナムッ!!

    ハロン湾からローカルバスで長距離バス乗り場まで行き、
    ベトナム国境の町、モンカイまで4時間、ミニバスに揺られる。
    バスは、道端にいる人にどんどん声をかけていき、満席になるまで人を乗せる。
    席は狭めだったけど、
    満席以上にはお客を勧誘しなかったから、ここ最近のバス移動ではいい方。
    ひとり一席が用意されているという当たり前のことに感動(笑)

    ベトナム出国してベトナムの門をくぐり、中国へと200メートルほど歩く。

    モンカイのバスターミナルからタクシーに乗り換え、
    出国管理所のある国境まで5分。
    乗る前にタクシーの運転手に50000ドン(約200円)で交渉するも、
    乗ってみたらめずらしくメーターがついていて、到着した時には32000ドン(約130円)だった。
    …メーターで乗ったほうが安かった。。。
    ちょっと多めに儲けが出たからか、タクシーのおじちゃんに親切にしてもらい、
    出国管理所横にあるオフィスで入場券と手数料ひとり20000ドン(約80円)を支払いチケットをもらう。
    ベトナムと中国のあいだの200メートルほどのフリー地帯がTAX FREEのため
    宝石や土産物屋がいくつか立ち並んでおり、この一帯に足を踏み入れるには入場券が必要なのだそうな。
    ナニ、ソノシステム??
    それに、ベトナム入国時もそうだったけど、手数料ってナニ??
    1ドル程度をちょこちょことってくるなぁ。。。

    入国時同様、軍服姿の方がたくさんの国境なので、緊張が走る。
    たいていの国は“去る者追わず”でサッと出国はさせてもらえるんだけど、
    ベトナムは出国にもX線荷物検査があった。
    「日本人か?」とか「何日間中国に滞在するのか?」とか「ビザは持ってないのか?」とか
    カタコトの英語で質問もたくさんされた。
    ビザは日本人は15日間以内の観光目的の滞在ならば、なくてもOKであることを
    笑顔を崩さず、愛嬌ふりまきながら係りのおじちゃんに説明すると、無事に通してくれた。
    ふぅ、助かった。

    「Vietnam」と書かれた大きな門を抜けて橋を渡ると
    目の前には「中華人民共和国」と書かれた大きな門。
    島国日本だとなかなか感じられない、
    “陸続きの国の国境”って感じの国境らしい国境でちょっと感動。

    ベトナムと中国国境の川。右の緑が多いのがベトナムで左のビルが見えるのが中国。川ひとつで雰囲気が全く違う。

    中国入国の際はパスポートをずいぶん入念に調べられ、
    するする通過していく人たちに比べてだいぶ時間を取られた。
    …といっても3分くらいかな。
    あとで出会った香港の人は私たちと同じ日にこの国境を通過して
    ベトナム出国時も中国入国時も賄賂を要求され、20ドルも払わされたというし、
    日本人は1ドル程度要求されるとネットで読んだことがあったので
    ラッキーだったのかな。
    まぁ、そもそも賄賂って制度がすごいけど。

    さて、無事、33か国目、中国入国!
    おいしい広東料理を求めて、めざすは広州!

    中国入口の門。ご立派!人がたくさんいるあたりに国境ラインが引かれてる。

    *旅メモ*
    ベトナム、ハロン湾近くのバイチャイバスターミナルの時刻と値段表。
    バス停の場所が移動していたし、時刻表が調べても見つからなかったので旅人のためにUPしておきます☆

    バイチャイバスターミナル時刻表

    バイチャイバスターミナル時刻表

  • ハロン湾観光

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    ハノイ市内。ベトナムはバイクだらけ!!交差点が赤になると100台近いバイクが止まって、青と同時に車をかわしながら我先にと飛び出していく。4人乗りまで当たり前。

    ベトナムの首都ハノイからベトナム南東の観光名所ハロン湾へ。
    「日本人って本当に世界遺産が好きよね」と言われて、確かに、と思いつつも
    行っちゃいますよ、ハロン湾。
    いろいろ調べたところ、自力で行くよりツアーが安いという結果に。
    そして船の上から朝日を臨みたいというムコの希望もあり、
    船上で1泊するツアーを申し込み。
    ホテルの前までワゴンが迎えに来てくれて、荷物を積んで出発。
    やっぱりツアーって楽だなぁ(笑)

    薄曇りのハロン湾。うーむ、残念。龍が出てくる場所らしい。

    ハノイからワゴンで3時間半。
    ハロン湾、曇ってる~!というかガスってる~!
    18人のツアーだったけど、ほとんどがイギリス人で英語が早い。
    ネイティブの英語を聞き取ろうとして久々、英語頭フル回転。
    いやー、発音良すぎますよ、イギリスのみなさん。。。
    クルーズ船で湾を移動しながらツアーに組み込まれていた洞窟見学や
    海での二人乗りカヤックなんかをやってみる。
    洞窟、大きいけどツアー観光客がいっぱい。
    カヤックは漕いでみるもののムコと息が合わず、機嫌が悪くなる私。
    だって、右、右、左、右、左、とか思い立ったままバラバラに漕ぐから進みが悪いんだもの。
    夜はガラパゴス諸島クルーズ以来の船上の部屋で就寝。
    日の出は5:30だと言うので起きてみるも、曇ってる~。。
    ぼんやり明るくなるタイプの朝日で、がっかり。
    ハロン湾は曇りが多いと聞いていたので覚悟はしていたけれど残念だなー。

    ハロン湾のクルーズ船。似たような船が50舟くらい浮かんでた。どの舟もヨーロッパ人か中国人がいっぱい。

    ハロン湾観光終了後、ハノイ帰りのツアーバスには乗りこまず
    中国を目指すため、ここからは再び自力で移動します。
    国境までは少し距離があるので、今夜はハロン湾の宿に1泊。
    安宿を探してバックパック背負って歩いてたら
    原チャリにのったおじちゃんが宿勧誘をしてきた。
    その宿は海沿いをもう少し進んだところらしい。
    誘いに乗ってみるか、と原チャリに乗せてもらい、宿まで移動。
    宿もよかったけど、原チャリ大国のベトナムで二人乗りで走れたことが嬉しい。
    4人乗りで布製のカラフルなマスクして、
    ヘルメットかぶらずにかっ飛ばしてる光景はやっぱり衝撃だったもの。

    明日はハロン湾からついに中国入りします!

    宿の客引きの原チャリに相乗り。やってみたかったんだよね~♪

  • ハノイ観光

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    ベトナムコーヒー。フランス領だったベトナムはコーヒーやフランスパンがおいしい。ベトナムコーヒーはかなーり濃くてコンデンスミルクを底に入れていただく。

    ラオスからの国際バスで途中でなぜかバス乗り換えを命じられ、
    乗り換えたバスはなぜか最終地のバスターミナルまで行ってくれず、
    英語は全く通じないので仕方なく雨の中、バスを降りて、タクシーを拾う。
    1kmほどの距離をタクシーで移動して22,000ドン。約85円。
    ベトナムって交通費が安い!
    そして通貨の単位が大きすぎる!

    ホテル1泊250,000ドン。
    英語で言ってくれても千以上の数字はすぐにピンとこない(^^ゞ
    つまり12ドル、約1000円なんだけど、む、難しい…。

    ラオス国境から近いビンという町からハノイへのバス。リクライニング~♪ バス内は土足厳禁で隅々まできれい。やるなー、ベトナム。腰痛を心配していたムコもご機嫌のご様子。

    1泊ホテルに泊まって、さてさて、翌日もまだまだ続きます、バス移動。
    今度はビンからベトナムの首都ハノイまで8時間のバス移動。
    でも、今回のバスはスゴイ!!
    バスターミナルに行ってみると見たこともないリクライニングしまくった座席が並ぶバスが!
    「このバスに乗りたい!」とチケット窓口ではなく直接運転手のおじさんに聞いてみると
    どうやらチケット窓口で販売しているものより200円くらい高いが乗れるらしい。
    乗るー!ちょっと高くても構わないー!!
    いやぁ、極楽☆
    日本でも見たことないくらいの座席数のリクライニング☆
    タイ、ラオスに引き続き、爆音の歌謡曲が車内に流れる以外はほぼ完ぺき。
    途中、食堂の前でバスが停車。
    何かと思ったら昼食タイムまでとってくれるらしい。
    最近は道端で人を拾うときだけストップするトイレなしバスに
    トイレに行きたくなる不安とともに乗っていたので、こりゃ、極楽。
    8時間揺られて時間通りにハノイに到着。

    ホアンキエム湖のほとりでバトミントンのシャトルを大きくしたようなものを蹴ってバレーボールのようにつないでいく遊びをしていた人を発見。ムコ、飛び入りで参加。

    ハノイはベトナムの首都。
    旧市街なんかもあって昔の街並みも残ってる。
    世界一周中はガイドブック自体か、
    自炊したデータガイドブックを持ち歩いていたんだけど
    ここ、ベトナムだけガイドブック持ってない(^^ゞ
    英語のロンリープラネットデータ版とネット検索のみで見所や移動手段を調べていく。
    新鮮。 そして、時間がかかる…(^^ゞ
    調べた結果、ハノイでは雑貨めぐりとホアンキエム湖、ドンスアン市場なんかを見て回ることに。
    中心地で宿を見つけて、歩ける範囲で観光。
    市場は、うーん、各国の生活に根付いてる市場を見てきただけに割と普通。。。
    湖は、うーん、汚い。。。
    湖自体よりも周りにいたアオザイを来た人たちや結婚式の記念撮影してた人たちのほうが
    生のベトナムを覗けた感じで楽しかったかな。
    そして雑貨。うーんうーん、ベトナム雑貨ってかわいいんじゃなかったっけ??
    ハンカチとかバックとか置物とか、どれもいまいち。。なんか観光用って感じがしちゃった。
    見た地区がよくなかったのかもしれないけど、残念だなぁ。
    雑貨がかわいかったのはチェコとネパールとモロッコだなー。

    ハノイからはハロン湾という世界遺産の奇岩がある湾に向かいます。

    ハノイ旧市街は区画整理されており、通りごとに同じお店が並んでる。ここは靴屋の通り。ずーっとひたすら靴屋。価格競争もないから似たような商品がひたすらずらり。

  • ベトナム入国

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    “国際バス”の私の座席回り。誰かの荷物の段ボールを踏むのはOKだけど礼儀として靴を脱いで段ボールの上を通る習慣らしい。

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    ラオスから国際バスでベトナムへ向かいます。
    バス停に行ってびっくり。
    “国際バス”なんて素敵なのは名ばかりで、
    積めるだけの荷物と人を積んで移動するワゴン車。
    ベトナムに物を売りに行くラオス人や
    買付けに来たベトナム人がほとんどで、旅行者は私たちとスイスのカップルのみ。
    すでにワゴンの中はクッキー詰合せの段ボールやら靴クリームの段ボールやら
    炊飯ジャーの段ボールでいっぱい。
    一応、旅行者である私たちを優先して乗せてくれたものの、
    足元には段ボールの山。4人掛け席に地元の陽気なおばちゃんたちと5人掛け。
    目の前には動物用の餌が入った大きな袋とアルミ製のつづらのような箱。
    もちろんワゴンの屋根の上にはみっちりと高さ1メートルほど荷物が積まれている。
    走り出すと、スピーカーからタイ・ラオスではお決まりの大音量の歌謡曲。

    ベトナムの風景。バッファローを連れて歩く笠をかぶったおばちゃん。

    わー、強烈(笑)
    途中、おしくらまんじゅう状態で並んで座っているおばちゃんから
    しょうが飴を分けてもらったりしながら走ること2時間。
    国境に到着。
    全員いったんワゴンを降りて、パスポートに出国スタンプをもらう。
    ベトナムの入国管理所までは500mほどあるので再びワゴンに乗り込み移動。
    手続き料として$1を支払い、入念に今までのスタンプ履歴をチェックされ、無事入国スタンプをゲット。
    ワゴン車を探すと、私たちのバックパックが下されて道端に置かれている!
    何かと思ったら、社会主義共和国なだけあって、チェックが厳しく、
    荷物をすべてX線に通さなきゃならないらしい。
    地元の人はすんなりとパスポートチェックを終えていたので
    最後になった私たちのバックパックだけ道端に残っていたのだ。
    おずおずと自分たちのバックパックを拾い上げてX線チェックを受ける。
    ワゴンは屋根に積まれていた荷物も全部おろされ、荷物全てがX線チェックを受けており、
    ワゴン内にも懐中電灯をもった係員が数人乗り込んで、
    イスの裏や細かい隙間まで不審物がないか入念にチェックしていた。
    旅が始まって初めての社会主義共和国。
    国境の雰囲気から少し違う。
    どんな国なんだ、ベトナム!
    ワクワクしてくる!

    国境の写真撮りたかったけど、絶対怒られる雰囲気満載の
    軍事服着たスタッフだらけだった…。

    ベトナムの町のあちこちにある看板。