世界一周ブログ -  muko

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  • 宿113 : Hanoi Style Hotel @ハノイ

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    さすが1泊25ドル。エントランスもゴージャスなり。

    世界一周ブログ@ハノイ(ベトナム)です。

    ヴィンからハノイまでの所要時間は8~9時間。
    たった250kmあまりしかないのに、
    道の悪さと交通マナーの悪さがあいまって、
    こんなに時間がかかってしまうのです。
    ただ、今日はベッド付きの超快適バスに乗れたから、
    まったく苦ではなかったですけどね。

    バスは16時過ぎに市街の南にあるバス・ステーションに到着。
    そこから8番のローカルバス(3000ドン≒12円)に乗り、
    安宿の集まる旧市街(オールド・クウォーター)を目指します。

    ベトナムには1泊1000円以下の宿もたくさんあるのだけれど、
    ハノイではちょっとだけいいホテルに泊まることにしていました。
    予算は二人で25ドル。ちょっと歩くとドンピシャで高物件に遭遇。
    フロント・スタッフの対応もよかったし、迷わずここに決めました。

     

    Hanoi Style Hotel
    ■ダブルルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、7点
    寝具 ★★☆ 寝心地のいいダブルが1台。布団も枕も完璧です。
    水周 ★☆☆ ジャグジーはあったが、水垢がすごくて入る気がしない…。
    設備 ★★☆ 冷蔵庫、エアコン、ファン。ただし部屋はちょっと狭い。
    WIFI ★★★ 部屋でもロビーでもサクサク使えます。
    立地 ★★★ 商店も観光名所も食堂も近い。言うことなし。
    接客 ★★★ 英語が堪能。ツアーなどの相談にも乗ってくれる。
    価格 ★★☆ 25ドル(約2000円)/朝食付き。朝食ビュッフェは◎。

     

    ここの朝食ビュッフェに出されていたフォーが、
    ベトナムで食べたどのフォーよりも美味しかったです。

    原チャリ大国、ベトナム。駐車の密度が尋常じゃない。

    ゴミだらけの地面に座るようにしてメシを食ったり売ったり。俺、ダメだわー。

     

     

    はらだいち

  • 宿112 : Phu Nguyen Hai Hotel @ヴィン

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    バス・ステーションにはVIPバスからミニバスまで、多種多様のバスがあり。

    世界一周ブログ@ヴィン(ベトナム)です。

    ラオスのラックサーオからベトナムのヴィンへの越境は、
    前に書いた通り、なかなかタフなものとなりました。
    その翌日、早速ハノイまで移動することにしていたので、
    本日はバス・ステーションから徒歩1分の場所にある
    こちらの安ホテルに宿泊します。

     

    Phu Nguyen Hai Hotel
    ■ダブルルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、5点
    寝具 ★☆☆ セミダブルが1台。掛け布団は小汚い毛布だけ。
    水周 ★☆☆ お湯はだんだんぬるくなるタイプ。下水臭い。
    設備 ★☆☆ エアコンあり。部屋はかなり広い。
    WIFI ★☆☆  基本的にはロビー。部屋によっては入る場合も。
    立地 ★★★ バス・ステーションを利用するならコチラが超便利。
    接客 ★☆☆ 英語ダメ。でもニコニコしてていい感じ。
    価格 ★☆☆ 12ドル(約1000円)/朝食なし。

     

    建物はかなり老朽化が進んでいて、
    今にもお化けが出そうな雰囲気。
    バス・ステーションの隣りになければ
    とっくのとうにつぶれているクオリティでした。

     

     

    さあて、明日は首都ハノイを目指します!

     

     

    はらだいち

  • ラオス→ベトナム越境

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    今回のルートはこちら! 山を越えてベトナムに入ります。

    世界一周ブログ@ラオス→ベトナムです。
    32カ国目となりますね。

    今日はラオスのラックサーオからベトナムのヴィンへと陸路で国境越え。
    事前情報によれば【国際バス】なるものがあり、それが安くて早いとのこと。
    距離はおよそ200km。今回は楽勝ムードが漂います。

     

    ところがどっこい。旅とはなかなか思い通りにはいかないもので。

     

    【ビックリ①】バスが超満員
    人数がバスの座席数より2、3人多いぐらいでは今更驚きませんが、
    とにかく皆の荷物が多いこと多いこと!
    しかも地元民の多くは行商の旅らしく、
    一人当たりダンボール20箱相当の荷物が詰まれます。
    僕の足元にはダンボール、右には米袋、左には野菜袋。
    4人掛けの座席なのに気がつけば5人座ってますし…。

    【ビックリ②】乗車時間が長い!
    13時に出発して4時間で着くと聞いていたのに、到着は18時。
    しれーっと1時間の延着です。
    その理由は税関にありました。

    【ビックリ③】審査が厳しい!
    社会主義国家ということもあり、入国審査が厳しい。
    しかもあっけらかんと賄賂(1ドル)を要求されます。
    荷物をX線に通すのはもちろんのこと、
    クルマに積んだ荷物も一度すべて降ろし、検査。
    当然、途方もない時間が流れていきます…。

    【ビックリ④】乗り換え
    直通と思っていたら、途中の街でバスを乗り換え。
    どうやらここで今まで乗っていたバスは折り返すらしく、
    また荷物をすべて違う車両に載せかえることに・。

    【ビックリ⑤】道がない!
    ひさびさの雨。ちょっと雨が降っただけなのに道路は冠水。
    しかも未舗装道路だからグッチャグチャ…。
    こりゃ、毎年洪水で悩まされるワケだわ。

    【ビックリ⑥】道端でハイさよなら
    普通、こういう国際バスはバス・ステーションまで行くものなのですが、
    このバスはその手前1km地点でなぜか「降りろ」とのこと。
    確かにヴィンのどこに行くかは確認してないけど、
    こんなところで降ろさなくたって…。
    僕はGPSを使ってたから現在地を把握できていたけれど、
    同乗していたスイス人の頭には「?」マーク。
    現在地と安いホテルの位置関係を教えてあげたら、
    「一緒に行こう!」となり、タクシー代おごってもらっちゃった。

     

     

    気がつけばこの旅始まって以来の!? 辛い国境越え。
    前日まで思い描いていた楽勝ムードは一体どこへ…。
    ベトナム、恐るべし。

     

     

    次の国境越え(ベトナム→中国)が不安でなりません。

     

    こちらが問題児の国際バスさんです。

     

    はらだいち

  • 宿111 : Phouthavong Hotel @ラックサーオ

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    山間にあるこの街は気温が低い! ひさびさに長そでを着ました。

    山岳地帯にあるラックサーオの村。
    どうやらここから国際バスに乗ってベトナムに行く方が、
    ソンテオを乗り継いで行くよりも早くて安いらしいのです。

    洞窟のあるバン・コンローを出て、ソンテオとバスを乗り継ぎ、
    この村のバス・ステーションに到着したのは12時30分を回ったころ。
    ベトナムのビン行きのバスは1時発と、またも絶好のコネクションでしたが、
    ラオス・キープ(お金)がちょっと余り気味なので、
    この街で一泊してからベトナムを目指すことにしました。

     

    Phouthavong Hotel
    ■ダブルルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、3点
    寝具 ★☆☆ セミダブルが1台。寒いのに布団が薄い。
    水周 ★☆☆ 水の出、悪し。お湯、若干温い。風邪ひいちゃう…。
    設備 ★☆☆ ファン以外何もないが、洗濯物は干しやすい。食堂あり。
    WIFI ☆☆☆ 「ワ」の字もない。
    立地 ★★☆ どこに行くのも近い。街が小さいだけというウワサも…。
    接客 ★☆☆ 英語、通じなさすぎ。対応悪い。詳細は下記にて。
    価格 ★☆☆ 60000キープ(約600円)/朝食なし。史上最安値。

     

    事件は21時過ぎに起こりました。
    僕とヨメが洗濯物を干し終わって部屋に戻ろうとすると、
    なぜかドアが閉まってる!
    勝手口の鍵は金属の棒を穴に下ろすアナログなものだったのですが、
    どうやらドアを閉めたはずみで、スコン! とそれが落ちたっぽい。

     

    玄関を合鍵で開けてもらったものの、チェーンをかけているので入れない。

    窓も全部しまっとる。

    あちゃー、こりゃあ完全な密室。

     

    その旨をフロントにジェスチャーで伝えると、
    「めんどくせーなー」と言わんばかりの表情。

    おい、これは設計上の問題だろう。
    こっちには非がないだろう。なのに何だその態度は。

    約20分後、助けに来た人がまるで手品のように
    ドアと床の隙間から棒状の鍵を持ち上げて一件落着したものの、
    何となくモヤモヤした気持ちが残る夜となりました。

     

     

    はらだいち

  • 宿110 : ウィアン家 @バン・コンロー

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    年季の入ったバンガロー。あと数日でお役御免となり、新しくに生まれ変わるとのこと。

    ソンテオ(乗り合いタクシー)のおじさんに連れてこられたこちらのお宅。

    ウィアンという27歳の青年が窓口役で、
    奥様のソーオン、子どもは上からサーリー、ケイ、レン。
    ちなみにソンテオのおじさんはウィアンのお父さんで、
    お母さんと一緒に新築の離れに住んでいます。

    そこに僕ら二人と、バルセロナから来たウッディが加わり、
    2泊3日の期間限定で、一気に10人家族となりました。

    商店をやったり、運転手をやったり、宿の主をやったり。一見大忙しだけど、すべて暇そう。

    家の前はこの絶景。うーーーーーーーー、癒される!

    次男坊で末っ子の、リン。上の二人は大人しいのに、コイツだけ自由奔放。

    子どもも大いに働く。ここの子は学校もちゃんと行ってますよ。

    ウィアンとじゃれる子ども達。スペイン人の彼はいいやつだったなー。

     

    たった2泊だったけれど、家族とも仲良くなれて、
    帰りはお父さんが僕らをバン・ナヒンまで送ってくれました。

    僕らはここからLAK20(ラックサーオ)という交通の要所を経て、
    32カ国目、ベトナムへと向かいます。

    帰りがけに記念写真をパチリ。ウッディ、でかい。

     

     

    はらだいち