世界一周ブログ -  2011 9月

帰国後

アーカイブ: 9月, 2011

  • 朝食、まずはハイエナさんから。

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    まずはハイエナさん。目つきが悪くていらっしゃる。

    続きまして、ハゲタカさんとアフリカハゲコウさん。アフリカハゲコウさんは弱気で周りをうろうろして、たまにハゲタカさんの加えた肉を体の大きさに物言わせて奪い取ります。

    遅れていらしたジャッカルさん。ジャッカルさんに鳥たちはすぐに食事の席を譲ります。どうぞどうぞ、ジャッカル様お食べください。

    はい、ごちそうさまでした。

    マサイマラ国立公園でのハイライトは何といってもハンティング観察!
    チーターは昼間に狩りをするけれどチーター自体なかなか見かけない。
    ライオンは実は足が遅いそうで、昼間だと獲物に簡単に逃げられちゃうから
    姿が見つかりにくい夜に獲物に忍び寄って狩りをする。
    だから朝いちばんにサファリに出かけると、
    夜のうちにライオンがハンティングした獲物を食べている姿に出会えるのだ。
    しかし、今回はライオンはすでに食事の後。
    そのおこぼれにあずかる者たちを見ることができた。
    まずはブチハイエナ。
    劇団四季のミュージカル、ライオンキングでナインティナインの岡村さんが扮装していたブチハイエナ。
    そして、そのあとを待つハゲワシ。、
    さらにそのあとを待つアフリカハゲコウ。
    途中でジャッカルさんが現れると「どうぞどうぞ」と順番をいったん譲るみなさん。
    1頭の餌食となったヌーを巡って、みなさん、順番待ち。
    この観察が一番楽しい。

    雨上がりに二重の虹が出た!ヌーの群れの向こうにきれいな完璧な半円の虹。

    7:30から12:30までたっぷり5時間サファリを楽しんで、
    キャンプ場に戻って昼食。
    昼下がりはのんびり昼寝をしたり、コーヒーを飲んだりして過ごします。
    そして、夕方16:00から再びサファリ。
    夕方の動物を見たり、夕日を楽しんだりするんだけど、
    あいにく、この日はサファリ中に雨がやってきた。
    雨が降ると動物たちは車道から遠い草原の内のほうへ引っ込んで行ってしまって
    なかなか近くで見づらいんだけど
    日没が近づいたとき、雨が止んだ。
    そして、虹が出た!!!
    しかも始まりから終わりまで見える完璧な虹。
    地平線から虹が始まって、地平線に消えている半円の完璧な虹。

    よく見ると二重に虹ができてる。
    サファリカーから降りて写真撮影したかったけど、
    食べられちゃうかもしれないから下車は禁止。
    日没までしばらくサファリカーから虹を眺めたのでした。

  • 宿81 : Hotel Milimani @ナイロビ

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    ホテルを撮り忘れたので、変わりに前夜まで泊まっていたテントの画像を上げておきます。夜になると動物の足音がすぐそこまで…。ヨメと二人、不安に駆られながら朝を迎えました。

    ナイロビ発カイロ行きの飛行機は1日1便だけで、
    出発時間は何と朝の4時30分!
    「治安のことを考えて、20時ぐらいには空港に向けて出発しましょう」
    とは、ツアーなどを申し込んだ日系旅行代理店担当者サマのお話。

    サファリからナイロビに帰ってくるのは夕方だから、
    その足で空港に向かっても十分すぎるぐらい時間には間に合う。
    だけれど、30歳すぎのオッサン&オバサンには、それはちょっとタフすぎる…。
    ってなワケで、ナイロビのこちらのホテルに1泊して英気を養うことに。

     

    ■ツインルーム(バス・トイレ付き/朝食付き)…10点満点中、6点
    寝具 ★★★ ダブルベッドが2台。適度な硬さで寝やすかった。
    水周 ★☆☆ 清潔感に不満あり。初日はお湯が出なかった。
    設備 ★☆☆ 冷蔵庫やドライヤーなどはなく、必要最低限の設備のみ。
    WIFI ★★☆ 全室使用可能な分割式時限タイプ。1時間300kh程度。
    立地 ★★☆ 街の中心からは離れているが、どうせ歩かないからこれでよし。
    接客 ★☆☆ レイトチェックアウトをお願いしていたのに、当日ひと悶着。
    価格 ★★☆ ksh5000(約5000円)/一室。水周りだけが残念だった…。

     

    ちなみに隣りの隣りに「サグレット・ホテル」というホテルがあるのですが、
    そちらの「ニャマチョマ」(ケニア風焼肉)はマジでうまい!
    前述の旅行代理店曰く、「ナイロビでも有数」とのこと。
    まずはレジ横に並んだガラスケースの中から、好きな肉を選び
    そこからそれを1時間弱かけて炭火でじっくり焼いてもらいます。
    客はビールを飲んだり、テレビを見たりしながらひたすら待つのみです。
    僕らが食べたのはヤギのヒップ。
    コリコリ、モチモチ…、ぺロリと平らげてしまいました。

     

     

     

     

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  • マサイマラ自然保護区でサファリ

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    太陽の光が雲の隙間から差し込む中、ヌーの群れがゆく

    今回は定番の3つの公園、
    アンボセリ、マサイマラ、ナクル湖をまわる5泊6日の旅。
    まずはマサイマラ自然保護区。

    ケニアの首都、ナイロビはここ数年で急速に発展している町。
    ビルディングも建ち並んでいるけれど、1本隣は重い空気が漂う通りだったりする。
    このナイロビから車に揺られること7時間。
    道が悪くて未舗装なところも多いので文字通り『車に揺られて』進んでゆく。
    ガイドさん曰はく「ケニアマッサージ」、
    本当にバウンバウンお尻が飛び跳ねるほどの悪路(笑)

    それでも、着いたらそこは動物の楽園☆
    公園ゲートから3分も車を走らせないうちに出たー、ヌーの群れ!
    アフリカのドキュメンタリーでよくライオンから逃げ切れずに襲われてるやつだ。
    ガイドさんに車を停めてもらい、シャッターを切りまくる。
    あとあと、ヌーはあちこちにたくさんいるためシャッターを切ることもなくなるのだが。。

    キリンのファミリーとすぐに出会えた 私の4倍ズームしかできないカメラで撮影したからこんなですが、肉眼ではもっとよく見えます。フォトギャラリーは一眼レフで撮った写真なのでそちらもご覧くださいませ。

    続いて、出たー、キリン!!しかもファミリー!!
    こんなに近くで野生のキリンを見たのは初めて!
    マサイキリンという種で模様にギザギザが混じっているそう。
    動物たちは車をほとんど警戒しないので、
    道端の木の葉っぱを食べに躊躇なく近寄ってくる。
    ヌーは牧場の羊のように距離が近くなるとわらわらと逃げていくけれど
    キリンはしばらくこちらを見つめて、安全を確かめる。
    その、こちらを見る姿がこれまたかわいい。

    マサイマラは動物のオンパレード!
    かなり近い距離でライオン、ゾウ、ヒヒ、インパラ、トムソンガゼルなんかを見られる。

    2メートルの距離で見られたライオン。かっこいー。夜に狩りするから、昼間はおねむなご様子。

    10年前は20代そこそこの女一人旅だったので、両親の心配もあって
    サファリは公園内のロッジに泊まったけれど、
    今回は貧乏バックパック旅行、公園近くのキャンプ場にてテント滞在。
    カメラの充電ができないので、あまり無駄打ちはできん、と
    撮影シーンを選んでいたのにもかかわらずマサイマラだけでふたりで500枚撮ってました…(^^ゞ

    こちら宿泊したマサイマラ地区のテント。なんか汚い写真ですんません。ここを去る時、うっかり航空会社でもらったブランケットとテント前に干してたハンガー忘れてきたー。今頃マサイ族が毛布にくるまってハンガーに布かけてるかしら。

    モロッコの砂漠以来のテント宿泊。
    電気がないので夕飯も自分がどんな見かけのものを食べてるのかいまいち分からないし、
    シャワーは陽が堕ちきる前に慌ててうす暗闇の中入らなきゃならないし、
    夜は風が吹くとビュービューテントがうるさいけど、
    ここはサソリもいないし、たまのテント生活はなんだかワクワク楽しいなー。

    このかまどで夜中、火を焚いて動物がテントに近づかないようにする 火の番とテント周りを見まわってくれるマサイ族の男性29歳 赤道直下とはいえ、サファリの朝は夏でもかなり冷える その格好で外にいて寒くないのかって聞いたら「ちょっと寒い」だって。

    夜中にテントを出てトイレに行ったけれど、
    少し欠けた満月だったので、あまりに月が明るくてそこらじゅうがまるみえだった。
    キャンプ場に猛獣が来ないように夜中警備をしてくれてる
    赤と青の布をまとったマサイ族の人が月明かりにかっこよく照らし出されてました。

    サファリカーはワゴンの天井がぐわっと開いて、そこから動物を観察できる 目下、動物に夢中の私。

    今回のサファリはなんだかキリン運がよかった あちこちでキリンファミリーに至近距離で遭遇

  • ケニア到着 サファリへGO

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    ケニアの大地。どこまでも空が続いてく。

    いよいよケニア。
    10年前に、大学を卒業する春に来て、魅了されたケニア。

    360度地平線なんてところ、はじめて来た。
    空がどこまでも続いていて、「あ、地球って丸くて、こうやってつながってるんだ」って思った。
    ストーンと続いてる空に、まさに雲が“浮かんで”いた。

    大学を卒業するとき、どうしてもケニアの大地を見ておきたいと思った。
    前からテレビなんかで見て、いつか行きたいと思っていたけど
    それは今だ、と突然思った。
    時はすでに3月初旬。
    会社が始まるまであと1か月もない。
    急すぎて無理ですね、といくつもの旅行会社に断られながら
    やっと1社引き受けてくれるところがあった。
    それはそれはもう、強行日程(笑)
    3/30に帰国というギリギリのスケジュール。
    突然のケニア旅に付き合ってくれる友人がいるわけもなく
    女一人ケニア旅。
    でも、仕事を始める前にこの景色に出会えて、ケニアに行って、本当に良かった。
    またいつかこの大地に戻ってくる、そう誓って今の世界一周旅行がある。

    ナイロビ市内。遠くから市内を見ると、確かに東京みたいに高いきれいなビルがいくつもあるんだけど、歩道は舗装されきっていないし、建物の隙間にスラムが見えたりする。なんだか黄土色なイメージ。

    今回はエジプトはカイロからナイロビに入ったので、
    飛行機の到着時間が夜中の3:30!
    外務省の発表している世界の安全情報でも常に「十分注意してください」の黄色印で
    強盗は脅しではなく本気で刃物を使ってくるというナイロビ。
    旅行者が多く集まる空港はどこの国でも危険スポット。
    その空港を夜中に出るなんて、とてもじゃないけどおっそろしいので、
    VISAと入国手続きを済ませてロビー内で6:30まで待機。
    6:30にお願いしていた日系の旅行会社のお迎えが来て
    車でナイロビ市内まで移動。

    ラッシュだという道路は15分くらい全く車が動かなかったりする。
    外を見ると、道路わきから広がる荒野をたくさんの人が通勤のために歩いてる。
    舗装されていない木がおおい茂る道を、
    出勤用の服を着た人が歩いている光景はなんか不思議。

    ツアーで出たお弁当。サンドイッチとバナナとリンゴとドーナッツ。そして一緒に詰めあわされてたトイレットペーパー(笑)確かに、これから先、キャンピングやなにやらでこれは必需品ですからね。ランチボックス開けたら出てきた光景が愉快。

    入口には銃を持った係員が立ち、IDがないと中に入れないセキュリティ万全のビルにある旅行会社で
    出発までの時間を過ごす。
    迎えてくれた担当の女性は10年以上ナイロビに住んでいるという。
    失礼なことは承知で質問してみた。
    「なんでまたナイロビに?」
    答えは簡単。いい町だなって思ったから。
    スワヒリ語を習って、住みたいと思ったんだそう。
    「なんでまたスワヒリ語を?」
    10年前は今よりももっと情報がなくて、ケニアがどんなところか知るのも難しかったんだそう。
    それなら実際に見てみようって思って。
    って、なんか素敵な答え。
    南米とかアフリカとかで出会う働く日本人はみんなやりたいことがあってそこにいて、
    なんかキラキラしててかっこいい。

    さてさて、いよいよ念願のサファリ5泊6日に出発です!

  • ダチョウの求愛

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    求愛ダンスを舞うも、無視されるダチョウ。

     

     

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