世界一周ブログ -  yome

帰国後

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  • ガラパゴスの住人紹介

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    世界一周初心者のヨメブログです

    ガラパゴスでは、人間がある程度の距離をとって動物を観察することがルールとなっている。
    触られたり危害を加えられるという心配がないからだろう、
    通常考えられない距離まで人間が近づいても動物が逃げることはない。
    うっかり近づきすぎると逃げるのではなく、むしろ威嚇してくる。
    「ここは我々の場所だ!近寄るな!」とでも言うように。
    “お邪魔させていただいている人間の側が距離をとる”
    当たり前の徹底がガラパゴスの動物観察を可能にしている。

    今日はついついシャッターを切りまくって
    500枚ほど撮った写真から選りすぐりのガラパゴスの住人をご紹介。

    ペリカン サンタクルス島

    でかい。
    羽を広げられると1メートル50センチくらいあります。シャイなので人間が嫌いです。

    ゾウガメの甲羅 サンタクルス島チャールズダーウィン研究所

    それぞれの島によってゾウガメも進化している。
    草が生えている島のゾウガメは甲羅がまあるいけれど、
    草がなくて上に生えてるサボテンとかを食べるようになった島のゾウガメの甲羅は
    鞍のようになっていて首が上に持ち上がりやすい形になっている。


    サンタクルス島チャールズダーウィン研究所のゾウガメ。
    100歳近いそう。撮影してたらあくびして、おならした。
    自由だ。おならは40秒くらいのところ。
    耳を澄ませておならを聞いてください。

    アシカ サンタフェ島

    昼間は砂浜でごろごろ。たまに寝返り打ったり、あくびしたり。
    赤ちゃんだけが必死にお母さんのおっぱいを飲んでる。
    暑くなったらそのままノソノソ海に浸かりに行ってすぐに戻ってくる。
    輪廻転生があるなら1度はガラパゴスのアシカに生まれてみるのも悪くない。

    ウミイグアナ エスパニョーラ島

    あちこちの島にいるウミイグアナさん。
    イグアナの中で唯一海で泳ぐ。食事は海藻。
    髪の毛生えてたらツヤツヤだろうに。
    潜った海の塩分を鼻から吹き出すので鼻の上に塩が溜まっちゃう。

    トカゲ エスパニョーラ島

     変温動物のトカゲは日中はひたすら日が当たる砂浜や岩の上や葉っぱの上で
    日向ぼっこ。

    アホウドリ エスパニョーラ島

    鳥なのに飛行機みたいに助走しないと飛べないからアホウドリ。
    羽を広げると2メートルを超す大きな体と短い足で助走をつける。
    助走ができる場所がないと飛べないためガラパゴス諸島でもエスパニョーラ島にしか生息していない。
    すんごい優しい目で見つめてくる。人が近寄っても全く微動だにしません。

    アオアシカツオドリ エスパニョーラ島

    私愛用のバックパックのメーカーCHUMSのロゴマークの鳥でもあります

    ペンギン フロレアナ島

    赤道直下のエクアドルなのに生息する小型のペンギン。
    海でペンギンが泳いでるの初めて見た。

    ガラパゴスアメリカグンカンドリ ノースセイモア島

    胸にある赤い袋を膨らませて求愛活動中のオス。
    メスが近づくとさらに羽も広げて首をフリフリ、声も出して大アピール。
    どの世も愛をつかむためにみんな必死ですな。

    リクイグアナ ノースセイモア島

    頭からしっぽまで1メートルくらいある黄色いイグアナ。
    草陰からしっぽだけ飛び出ちゃって、頭隠して尻隠さずなので
    気を付けないとしっぽを踏んでしまいそうになる。

    日本からのツアーで出かけると高くなっちゃうけど、
    日本語が通じる現地ツアー会社にネットで申し込んで
    個人でエクアドルまで来ればかなり安くなる。
    クルーズも現地が一番安いし、船もたくさん出ている。
    「ちょっと高いからね・・」っていう声も何回か聞いたけれど
    ここは来る価値のある場所。
    心からお勧めしたい地球の裏側です。

  • 人生初クルーズツアーなるもの

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    ガラパゴスで自由気ままに3日間過ごすつもりが
    怒涛のダイビングライセンス取得合宿となり、
    そのままクルーズ出向の日を迎えたわたくし。

    クルーズ船のデッキにて。金持ちそうに見えるな。。

    ガラパゴス諸島は島々から成っているので
    距離のある島々を船で回りながら過ごすのが一般的。
    地球の歩き方に「混雑時にはクルーズは半年前から埋まることもある」なんて
    脅し文句が書いてあるものだから、私たちも 2か月前から手配を初めて
    プロモーション料金(どっかになにか欠点があって安くなっている)が出ていた
    その時の最安値のツアーを申し込んだ。
    3泊4日でサンタクルス島、サンタフェ島、エスパニョーラ島、
    フロレアナ島、ノースセイモア島の5島を回るツアー。
    かのダーウィンさんが「それぞれの島によって種が別の進化を遂げている」と言った通り
    それぞれの島には多くの異なる動物が生息している。
    ゾウガメを見るならサンタクルス島がいい、とか
    フラミンゴを見るならフロレアナ島がいい、など目的によって島が変わってくる。

    朝焼けに飛び交う鳥たち ノースセイモア島

    私たちの乗った船はGOLONDRINA号という16人乗りの小さいほうに入る船。
    大きい船は100人以上乗れるし、外から見る限りタイタニックよろしくかなり豪華。
    小さい船は波にあおられ揺れるけれど、小さい島にも寄ることができるし、価格も半額くらいで済む。
    部屋は狭いけれど、プライベートバスルームもあるし、料理もバイキングでおいしいし、
    有料だけどビールもカクテルもあるし、
    バックパックで世界一周している私たちにとっては豪華と言える今回のクルージング。
    一緒に乗り合わせたフランス人の76歳のおじいちゃんと話したり、
    オランダ人のおせっかいな陽気なおじさんと乾杯をしたりしながら
    潮風を浴びながらデッキで夕日を見て、
    夜は360度水平線で星空に囲まれるという初めての経験をして、
    ミルキーウェイや南十字星や、
    南半球ならではのひしゃくが日本と上下逆さまの北斗七星を見て
    優雅ともいえる4日を過ごしたのでした。

  • ガラパゴスでダイビング

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    岩でサメが4匹体を休めてました。ガラパゴスシャークという人は襲わない(ハズ)サメ。1メートルくらいまで近づいてしばらく観察。

    20年越しの夢の地、ガラパゴス諸島へ行ってきました。
    見たいもの、やりたいことがたくさんありすぎて
    めいっぱい動き回ったので書きたいことももりもりあります。

    ガラパゴスは諸島というだけあって
    いくつかの火山噴火でできた島々でできあがっています。
    その島々が船でそれぞれ5時間~11時間ほど離れているので
    効率よく回るためには昼間は島を見て、
    夜中に宿泊する船で移動して次の島へ向かうという
    クルーズ方法で島々を回るのが一般的。

    でももっと自由に自力で島を楽しみたい、
    少しでも長くガラパゴスに居座りたい、ということで
    申し込んだクルーズ日程よりも3日早くガラパゴス入りをして
    しばらくメインとなるサンタクルス島で自由きままに過ごすつもり、

    が。

    出発前日に旅行会社の方に会うと
    「ガラパゴスはダイビングしなくちゃもったいないですね。
    シュノーケリング?いやいやダイビングだと全然違いますから。」と
    はっきりと言い切られ、ダイビングをすることに気持ちが動き出し、
    島についてからダイビングショップ周りをして値段と明日のダイビングスポットを聞いて回ると、
    「え?あなたはダイバーではないの?」という店員さんの衝撃的なお言葉。
    そうですが、ワタクシ、ダイビングライセンスは持っていませんが、
    それでも体験ダイビングみたいなのをやってみたかったのですが!!
    どこのお店も明日のダイビングスポットは初心者向けではないので、
    ライセンスがない人は無理とのこと。

    キーッッ、こんなことだったらさっさと伊豆で2泊3日ライセンスコース行っとくんだった!

    動き出した気持ちはもう止まらず、B型5人家族で育った直行型の私は
    ライセンス取得コースを探してお店周りを開始!
    ムコも“あなたはダイバーではない”の言葉にショックを受けたらしく、
    ふたりして鼻息荒くひたすらダイビングショップを渡り歩いた。
    命に係るダイビングのライセンス、当たり前だがちゃんと講習が必要で
    3日から4日かかるところがほとんど。
    しかし、私たちに許された時間はクルーズ出発までの明日と明後日の2日しかないのだ。
    ことごとく申し訳なさそうな顔で断られ、
    諦めて夕食をとろうとレストランに向かう途中でまだ寄っていないダイビングショップを発見。
    ダメ元で訪ねてみると「うーん、本当は3日だけど2日でもいいよ」との神様のようなお言葉。

    マヂデスカ?!やりますやります!
    これで「私はダイバーですけれども、なにか?」って言えるようになるならやります!

    「じゃあ、日にちないから今から講習始めます」
    うそ、今から?夕食食べに行く途中で手ぶらなんですけど?
    おなかぺこぺこという欲求も結構強いんですけど?
    と思ったけれど、ダイバーになるためなら仕方あるまい。
    夜7:00すぎから思いがけずして突如ダイビング講習が始まったのでした。

    翌日から2日間、朝6:00集合でお昼14:00まで2ダイブずつの実習と
    夕方から講習というハードな日々。
    そして、最終日、先生(きっと20代そこそこだけど)である陽気なお兄ちゃんによる英語での試験。
    「16mで50分潜って、50分休憩を取って次は18m潜るとすると、
    さてどのくらいのプレッシャー(ダイビングにはプレッシャーという数値がある)がかかり、
    何分潜れるでしょう?」
    結構難しい…。
    30歳すぎの大人が二人がかりであたふた計算をして、算出された心もとない数値をそろそろと先生に見せる。
    先生、すっごい残念そうな悲しい顔で動きが止まった。
    「あ、やっぱ違いますよね、ですよね~、ですよね~」と計算しなおそうとすると
    「せいかーい!」
    まるでミリオネア。。。
    こうして若い先生に弄ばれながらなんとか試験もパスしたのでした。

    実習中は実習生の身分ながら、周りを泳ぎ行くサメやマンタやウミガメやアシカも楽しめて、
    どうせライセンスを取るならガラパゴスでとるのはお得だったかもしれない。

    これからはこの旅でダイビングも積極的に楽しむこととする!
    だって私、ダイバーなんで(^^)v

    動物園だと地上でののんびりアシカしか見れないけれど、水中ではめちゃ動きがすばやい。
    好奇心旺盛なのでこちらがくるくる回ると一緒に横に来てくるくる回ってくれる愛くるしい奴。

    アシカと違ってカメは海の中でものんびり。乗るのにちょうどいい大きさのカメがいて、またがるふりをして浦島太郎気分も味わった。あのくらいの大きさがあればカメで竜宮城に行ったってのも嘘じゃない気がした。

  • 念願のガラパゴス島

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    アザラシの赤ちゃん

    ガラパゴス、行ってきました!!
    “すばらしい”の一言に尽きる。
    人間よりも生物の多い島々では隣を人が歩いても
    動物たちは関係なし。
    「いつまで見てんのさ」「ちょっと遊ぼうよ」「ちょっとそこジャマなんですけど」なんていう
    島々に住む動物たちから島々にお邪魔している私たちへの声が聞こえてきそう。

    太陽が沈めば夜が来て、
    海に浮かぶ船からぐるり360度のプラネタリウムと同じ星空を見ながら眠りについて、
    明るくなればそれが朝。

    ネット環境もなかったからお話ししたいことは盛りだくさん。
    ただね、ずっと船に揺られていたからまだ三半規管がゆらゆらしていて
    地面に立っていてもずっと揺れてる感じなのでね、じっくりまた綴らせてください

    おー、、、ふらふらする。。

    「撮りたいの?こんなポーズでいい?ハイ、ドーゾ」

  • 恋しさは募るばかり

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    SUSHI BAR in ECUADOR

    日本食が恋しい旅2ヶ月目。
    中華料理は世界のあちこちに安価であるのに日本食はどこも高値。
    海沿いのグアヤキルはシーフードが比較的安いので
    SUSHI BARに行ってみることに。

    にぎりセット$16、鉄火丼$11、味噌汁$3。
    エクアドルはだいたい2-3$でワンプレートになったローカルご飯が食べられるので
    高いには高いが、なんせ、しょうゆやショウガが恋しくて仕方ないのだ。

    カウンター越しにはほりの深いエクアドルの職人さんが
    ハッピを着て寿司を握っているなんとも不思議な光景。

    30席ほどの店内は満員に近いくらいにぎわっていて、みんな器用にお箸を使ってる。
    日本食はヘルシーということでSUSHIは大人気なのだそうだ。
    日本食の人気が高いことはなんだか日本人として嬉しい気分になる。
    「そうでしょうよ、そうでしょうよ、そらおいしいでしょうよ、
    あなた、築地なんか来たらもう大興奮間違いないですよ」と隣から口を挟みたくもなる。

    ただなかなか口を挟めないのも事実。
    今日のお隣さんはソースを小皿にたんまり入れて、イカを付けて食べてらっしゃいました。。
    グループできている場合はわさびを一人が食べて、
    OH!と叫んで涙目になるのを罰ゲームのようにみんなで笑うというのも定番のようです。
    わさびの食べ方そうじゃないんだけど。。

    味ですか?
    そりゃもう、お義父さんに連れて行ってもらう西荻窪のお寿司屋さんへの
    恋しさがさらに増しました。。。
    やっぱり本物の日本の味にはなかなか出会えぬものです(T_T)

    特選ちらし寿司 鶴の形になってる