世界一周ブログ - 2011年は365日が夏休み! 夏を追いつつ世界一周をしています。

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  • ガンジスほとりの火葬場

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    夜明けのガンジス川 川にぽつぽつと浮かぶのはマリーゴールドで飾られたキャンドル。静かに川を流れてゆく。

    日の出時刻の5:30に起きるも、ムコは眠気の中。
    これはどうやってもおきない気配なので、ひとり宿のベランダからガンジス川の朝日を眺める。
    ゆっくりとたゆたう水面を観光客を乗せた小舟がいくつも通り過ぎていく。
    朝日に向かって沐浴する人、静かに座禅を組む人。
    昼間の喧噪とは別の、信仰の国インドがそこにある。
    うわぁ、すごい。

    …って見とれてたら上から果物の皮が降ってきた。
    見上げると、猿の親子がこちらを見下ろしてる。
    危うく朝からオレンジの皮かぶるところだった。。猿め!
    この宿の朝ごはんは屋上のテラスでいただくのだけれど、
    すぐ眼の高さに猿の住む木があって、侵入を防ぐために金網でテラスが覆われてる。
    もう、なんていうか、動物園の逆バージョン。
    フリーの世界に猿がいて柵の向こうから朝食を食べる私たちを見てる。

    屋上のテラス。柵で囲まれてご飯を食べてる私の周りをサルがはしゃぎまわってこっちをみてくる。野猿をこんなに近くで見たのは初めてだ。はじめまして。

    今日はマニカルニカー・ガートという火葬場に行く。
    10年前にインドに来たときは見る気がおきなかった。
    でも、いま、見ておきたいと思った。
    生と死が生々しくそこにある。
    それはガンジス川とともに生活する人々にとって自然なこと。
    カルマで人生はつながっているから、死は神聖なるひとつの節目、
    また生まれ変わってカルマは続いていく。
    ガンジス川で死ぬために生きている人もいる。

    リクシャで町を移動しているときに道端で
    これから火葬される人を送り出す人たちを見た。
    亡くなった人は黄色い布に包まれ、
    マリーゴールドやカラフルな花や布をまとい、、
    太鼓や鳴り物でにぎやかに送り出されていた。
    火葬場に集まった家族は泣くではなく、ただ静かに祈りをささげていた。
    すぐ隣には毎日沐浴するガート(沐浴場所)がある。
    死も彼らにとっては『特別』じゃなく、
    食べることや呼吸すること、ひいては生きることと同じところに存在している、
    そう感じた。

    マニカルニカー・ガートに向かう途中、迷路のような路地を迷いながらくねくねと歩いた。
    路地は狭くて、そこらに毛が抜けてたり足を引きずってる犬がいた。
    道端には出所不明の糞が転がってて、アンモニア臭がたちこめていた。
    暗い店々の軒先からは常に誰かの目線がこっちに向かっていた。
    あちこちに神様の像があって、額をつけて、手を合わせて祈っている人がいた。
    家と家の隙間と言う隙間になにか、動物、ごみの山、人、がいた。
    全てのものがギラギラしていた。
    そこには『生』があった。

    インドなんだ。
    いま、私が感じたかったことはこういうことなんだ。
    インドの1日は濃密だ。

  • マハーボディー寺院

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    ブッダが悟りを開いたという地に建てられた仏塔。

    インド人、タイ人、チベット人、中国人、日本人。

    いろいろな国の言葉で唱えられているお経が

    特別なオーラとなって漂っている。

     

     

  • 相性、最悪。

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    待てども待てども、電車はこない…。

    僕のヨメは大変だな、と我ながら思う。

     

     

    「石橋をたたいて、壊して、泳いで渡る」ほどの慎重派。

    猜疑心が強く、自分を信じすぎる。

    そんな僕の性格は、インドの電車と最高に!? 相性が悪い。

     

     

    車両に書かれたナンバーと、自分のチケットにあるナンバーが一致した電車に乗る。

    ただそれだけのことなのだが、これがとても難しい。

     

     

    僕らが待っている電車は12313。22:54発のニューデリー行。

     

    どこのプラットフォームにいればいいのかは電光掲示板に書いてあるはずなのだが、

    出発30分前なのにまだ表示がない。23時発の違列車は掲示されているのに。

     

     

    駅係員に聞く。

     

    四番ホームで待てという。

     

    念のため、違う係員に聞く。

     

    1番ホームの右側だと、自信満々に答える。

     

    1番ホームにいる客に聞く。

     

    きっとそれは三番だろうと教わる。

     

     

     

    パニック!!

     

     

     

    誰が正しいのか、さっぱりわからない。

     

     

    ならば、「すべての電車をチェックするべし!」

     

     

    電車がくるたび、あっちへ、こっちへ。

     

     

    すると2番目に尋ねた駅員が「さっきはごめん。君たちのは四番ホームだ」と教えてくれた。

     

     

    念のため電光掲示板を見る。

    22:55発の12301という、下二桁が違うけど、行き先も時間も大体同じ電車が四番ホームに到着する。

     

    四番ホームへ向かう。

     

    何かがすごい勢いで燃えて、煙が充満しているが、火事にかまっているヒマはない。

     

    四番ホームにいた紳士にチケットを見せる。

    「ああ、これはこれからくる電車じゃないよ。番号違うもの」と言われる。

     

    時、すでに23:20。12301到着。

    念のため、到着した係員に聞く。同じ答えだ。

     

    「もう、これに乗っけて!」と言いかけたが、ムダなことに気づく。

     

     

     

     

    そして、去る電車。残された日本人夫婦。

     

     

     

    きっと、あの係員は、僕らはこれに乗るもんだと思っていたのだろう。だとしたら、また振り出しだ。

     

     

    電光掲示板に走る。

     

    相変わらず表示はない。

     

     

    係員に詰め寄る。「来たのは12301で、僕らの待ってる12313じゃなかった」

     

    「いいから、四番ホームで待て。そのうちくる」

     

     

    こうなったら四番ホームで待つしかない。

    煙の充満した通路を通り、四番ホームに戻る。

    もう、ここにいることにした。

     

     

    23:35。電車が来た。

    祈りながらナンバーを見る。12313!

     

     

    何だよ。一番最初のを信じてよかったのか。

    自作自演のドタバタ劇でした。ちゃんちゃん。

     

     

     

    はらだいち

     

  • いざインド!

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    インドはリクシャの町。自転車バージョンとオートバイバージョンがある。憲法上は禁止されてるけどまだ根強く残るカースト制度により、自分の運転できるもの、職業が決まってる。

    ぺトラ遺跡に死海に、予想以上に楽しかったヨルダンをあとにして
    いよいよやってきました、異文化の筆頭の国、インド!!
    10年前に卒業旅行できたけれど、
    呼ばれた者のみまた戻ってくることができるというインドに戻ってきちゃいました。

    インドではデリー在住のムコの大学時代のサークルの後輩ご夫婦宅にお世話になります。
    ホテルじゃない部屋ってやっぱりすごく落ち着く。
    初対面なのにもかかわらず、すっかりくつろがせていただく私。
    マサラ茶を淹れてもらったり、手作りプリンをいただいたり、
    おいしいお店を案内してもらったり、インド独特の文化についていろいろお話を聞いたり。
    実際に住んでいる人の話を聞くのはすごくおもしろい。
    突然やってきた見知らぬわたくしめなんぞに、親切にしてくださって、
    もう、ほんと、すいませんっ。

    1泊デリーのお宅でお世話になって、インドの有名なマッサージである
    アーユルヴェーダをうけて、つるつるお肌になったところで飛行機でバナラスへ。
    バナラスはガンジス河で有名な町で、
    よくイメージされるごっちゃりとしたインドの生活風景が見られる。
    路上には屋台が出て、道路に新聞紙をひいた魚屋、八百屋も立ち並ぶ。
    狭い路地にはアンモニア臭がたち込めて、
    野良牛、野良犬、野良ブタ、野良ヤギ、野猿と人間が溢れかえる。
    ヒンドゥー教で崇められている牛がリクシャの行きかう路地に座り込んでいて
    糞が道のあちこちにあって気を付けないとふんずけちゃう。
    混沌と信仰の国、インド。

    北インドの食事、ターリー。何種類かのカレーや炒め物やヨーグルトなんかが入った小さな器とチャパティというパンみたいなのがセットになった一度でいくつもの味を楽しめちゃうメニュー。インド式に右手でいただきます。

    予約した宿を探しながら歩いていると少年が流暢な日本語で話しかけてくる。
    「お兄さん日本人?タイ人かと思ったよその顔。東京のどこから来た?
    世田谷?葛飾?港区?」どこまでも着いてきてそばを離れない。
    あまりにもしつこい少年を追い払うと、すぐに別の日本語流暢な少年がやってきた。
    かわるがわる3人。こりゃグルだな。
    目的は土産物屋にひっぱっていくことか、宿を紹介してマージンを得ることか。
    宿もあるし、土産物屋には行かないと伝えると態度が急変。
    流暢な日本語で「日本人はこの町の邪魔だ。今すぐ電車に乗ってどっか行け。
    お前なんか死んじゃえばいいんだ。そしたらガンジス川でちゃんと焼いてやるよ」だって。
    だれが教えたんだ?こんな日本語。
    「インド人は日本の女性はかわいいって言うけどな、本当はみんなかわいいなんて思ってないよ。
    日本人全然かわいくない。勘違いするな」って言われたのには思わず笑ってしまったよ。
    受け答えもきちんとできるくらいに日本語を理解してしゃべってる。
    ただ歩いてるだけなのにそんな言い方されたら気分悪くなるし、
    あんた、そんな悪態ついてたらカルマが悪くなるよ?

    宿の部屋のベランダからの風景。目の前を流れる聖なる河、ガンガー。

    混沌とした人波をかき分け歩いて、ガンジス河ほとりの宿を発見。
    部屋からはガンジス河も日の出も目の前に見える安宿。
    宿の横に大きな木があるので、そこに住んでいる野猿の群れがいる。
    宿入口に着いた時、何やら頭上から空のペットボトルがムコすれすれに勢いよく降ってきた。
    見上げるとしたり顔でこちらを見ている猿。
    投げるという技を身に着けていて、故意に投げつけてきた模様。
    インドの洗礼を受けて、このヤモリと野猿がいたるところにいる宿で今宵は就寝です。

    *旅メモ*
    バナラス空港からガンジス川ほとりまではタクシーで移動。
    リクシャに乗る場合は空港敷地外の道路に出てつかまえる。
    ■バナラス空港~ガンジス川 空港プリペイドタクシーで1時間 580Rs(約900円)
    1台でこの値段のはずだけど、なぜか助手席にインド人のおじさんも乗ってきた。
    プリペイドタクシーは空港に受付があって、距離による定額料金表があった。

  • 清き右手と、不浄の左手

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    「郷に入れば、郷に従え」が身上。

    右手だけの食事にもだんだん慣れてきました。

    もちろん左手は不浄の手となっています。