世界一周ブログ - 夏を追いつつ世界一周をしています。

home
  • ラオスでホームステイ

    0

    世界一周初心者のヨメブログです。

    毎日毎日観光と移動ばかりじゃなく、たまにネットでこれからの移動手段を調べたり、ブログ書いたりする日もあります。

    ターケークではメコン川や数十メートル先の対岸にしっかりと見えるタイの村を眺めたり、
    ラオスビールを飲んだり、ラオスビールを飲んだり、ラオスビールを飲んだり…。
    だって、11月のラオスの日中はものすごく暑い!
    そしてビールは瓶でひえっひえ。しかたあるまい。

    コンロー村へ移動中の満員の乗合いバス(トラック荷台)からの景色。空が美しかった。上に出てるのは屋根に積まれてた誰かの荷物の配管(笑)

    ターケークからバスとトゥクトゥクを3台乗り継いでコンロー村へ。
    コンロー村は周り中が田んぼと山に囲まれた静かな村。
    八百屋も薬局も肉屋も何もない。
    ただ、日用品と保存のきくお菓子程度を売っている商店と
    洞窟観光に来た人のための宿がいくつかあるのみ。
    ラオスライフを体験したい、ということで私たちはゲストハウスではなく
    ホームステイ宿を選択。

    お父さんのウィアンは英単語がいくつか通じるけれど
    そのほか、お母さんも子供も英語数字すら通じない完璧なラオス語生活。
    でも言葉なんか通じなくてもジェスチャーと笑顔で暮らしレベルはどうにでもなるんだって
    知ってるから問題なし。
    え?え?何?ってやりとりも楽しいしね。

    宿泊は木と竹で作られたこの地域で一般的な家。
    地面から2メートルくらい高いところに高床式で作られた部屋は
    蛍光灯は1つあるものの、ガス、水道はない。
    和式のような便器の横に水桶があり、そこから洗面器を使って
    水をすくってトイレを流す。
    お風呂もおなじく、トイレの水桶の水を浴びる。
    キレイとは言い切れないお風呂にちょっと抵抗があったのは事実だけど、
    暗くなりかけたころに入れば汚さも見えにくくなってて気にせず入れちゃうもんね(笑)

    ラオスの昔ながらの家に宿泊。竹で壁が編まれてるので隙間から蚊も風も光も入ってくる。蚊帳、必須。地元の人は別途なんか使わないで布団をひいて寝るけど一応お客様用に木製の簡易ベットあり。

    ご飯はお父さんお母さんと男の子ふたり、女の子ひとりの家族全員と一緒に食べる。
    床の上にござをひいて、竹でできたちゃぶ台みたいな机のうえに料理を並べて座って食べる。
    ラオスの主食はカオ・ニャオと呼ばれるもち米。
    竹の入れ物に入ったカオ・ニャオを手で丸めて団子状にしておかずをつけて食べるのがラオス流。
    きゅうりとナスのスパイシーなスープや川魚を唐辛子で漬け込んだもの、
    たけのことスパイスのスープ、サヤエンドウや緑色の葉っぱを蒸しただけのものなど
    レストランでは出てこないような地元食を一緒にいただく。

    ドラゴンボール視聴中の10歳のお兄ちゃんとムコ。手前で夕飯中の弟。ここがホームステイ先の居間であり、寝室でもあるスペース。

    テレビもあって、ドラゴンボール、名探偵コナン、ワンピースなんかを子供たちが食い入るように見てた。
    ムコがお得意の悟空の似顔絵を描くと一躍子どもたちのヒーローに(笑)
    それぞれの学校のノートを持ってきてこれに描いてほしいとねだられていくつもの悟空やベジータを描いてました。
    お父さんのウィアンが「ウェルカムと気持ちと、いい旅になるようにという願い」を込めて白い糸のミサンガをくれました。
    ラオスではお守りとして白いミサンガを送るんだそう。
    ありがと、お父ちゃん。
    (お父ちゃんだと思ってたら彼は27歳だった。10歳の子供がいてなおかつ貫禄があるからてっきり年上かと。)

    お守りを結んでくれるウィアンお父ちゃんと一緒に泊まってたスペイン人ジョーンズ。ご飯は竹製の低いテーブルでいただく。

     

    ホームステイ先の女の子ケイ。私も小さいころ集めて遊んだ植物の実、通称「じゅずだま」を彼女も集めてたから、針と糸でネックレスを作ってプレゼント。

    ホームステイ先の茶色い飼い犬オイと迷い子犬。一生懸命甘噛みで子犬が遠くに行かないように守ってたオイ。気ままにヨタヨタとどこへともなく歩いて行こうとする子犬。攻防を眺めながらの昼下がり。

  • 宿109 : Intira Hotel @ターケーク

    0

    東南アジアの中では圧倒的に知名度の低いラオス。逆にそそる…。

    ラオス1泊目はターケークという南部の中ほどにある街にて。
    タイ側の国境最寄の都市、ウボン・ラチャータニを9時30分に出る国際バスで越境し、
    パークセー(南部の南に位置するラオスの都市)へ。
    本当はここに泊まるつもりだったのだけれど、
    思いの他バスの乗り継ぎがよかったために、ラオスで唯一の目的地である
    「タオ・コンロー(洞窟)」に近い、ターケークまで一気に北上しました。

    ところがいろいろなハプニングが重なり、街についたのは午後10時過ぎ。
    バスからトゥクトゥク(三輪タクシー)に乗り換えて、
    「大きくて設備も充実」と評判のメコン・ホテルに向かいました。
    (一人3万キープ≒300円。こりゃ、高い)

    タイヤに異変あり。この後、結局パンクしていることが発覚した…。

    やっとのことでたどりついたメコン・ホテル。
    しかしながら、「あいにく満室」とのこと。
    近所の小さなゲストハウスもレセプションに「full」の文字が…。

    おやおや。
    一体、ターケークで何があるんですか?
    もしかして、今日は野宿ですか?

    一瞬そんな不安が頭をよぎりましたが、
    その斜向かいにあったコチラのホテルには空室があって事なきを得ました。
    しかもココ、かなりいい雰囲気のいいホテルで、
    メコン・ホテルに泊まれなくてよかったかも!? と思ったぐらいでした。

    Intira Hotel
    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、7点
    寝具 ★★★ シングルが2台。ベッドは硬め、枕と布団はフカフカ。
    水周 ★★★ バスとトイレが別! お湯は量、温度ともに問題なし。
    設備 ★☆☆ 冷蔵庫、エアコンなどは完備しているが、いかんせん狭い。
    WIFI ★★☆ 部屋でもOK。ただしちょっと遅い。
    立地 ★★★ 食堂や万屋、ソンテウ(乗り合いタクシー)乗り場もすぐ。
    接客 ★★★ スタッフは皆、親切。英語も問題なく通じる。
    価格 ★☆☆ 25ドル(約2000円)/朝食付き。ちょっと高いかな。

    明日は「タム・コンロー」についての情報収集をして、
    明後日、その洞窟へと向かう予定です。

    インティラ・ホテル外観。ここのカフェは欧米人に大人気でした。

    タイ・マッサージは痛いだけだったけど、ラオス・マッサージはとても気持ちよかった。何ていうか、優しさとぬくもりがあるんですよね。

    メコン川の向こうはタイ。メコン川に太陽が落ちていく。

     

     

     

    はらだいち

  • ラオスでこの旅、一番ボロいバス

    2

    世界一周初心者のヨメブログです。

    タイを出国して歩くこと3分、ラオス国境の入国管理所。黒いガラスで係員の人の顔が見えず。笑顔で無事入国戦法できず。すんなりとはいれたけど。公にはラオス出国の航空券などの提示が必要となっているが何にも言われなかった。

    タイの町ウボンから国際バスで3時間でラオスのパークセーという町へ。
    タイとラオスの国境にはメコン川が流れていていくつかある国境のほとんどは
    船でメコン川を越えるもの。
    バスで陸路国境越えできるのは2か所のみ。
    船でもよかったんだけどねー、国際バスは楽でした。
    ラオスはたいていの国籍の人はビザが必要。
    でも日本人はビザ不要。世界を回っていると日本人はビザ不要な国が本当に多い。
    国際協力とか国の安定性とか友好関係のおかげなんだろうけど、本当にすごい。
    こればかりは外務省さんありがとう、だ。
    ラオスの国境に着いたのは日曜日で「土日休日料金」が必要だった。
    それ以外にも早朝や夕方17:00以降は時間外手数料が必要なんだとか。
    なんじゃそりゃ?銀行か!!
    でも入国管理所様々ですから、ここはひとつ笑顔で対応いたしましょう(*^^)v

    パークセーにスムーズに昼に到着したので次の目的地のターケークまで
    いっきにバスで移動してしまおうということに。
    ほとんどのバスが深夜バスで何とか見つけた日中運行のバス会社で
    チケットを買ってバスの到着を待つ。
    バス、来た。
    ボロっ!!!!!
    この旅一番のボロいバスだ。
    バス車体横の荷物入れるところの扉が開いちゃうようで、
    カラビナと針金で閉じてた。。。
    私の荷物、なくならないだろうか。。。
    会話もままならないほどの大音量のラオス版演歌が流れる車内(^^ゞ
    特にバス停はないようで道端で手を挙げてる人を次々と乗せていくローカルバス。
    深夜バスだときれいな車体で6時間で到着するというのだが、
    乗り込んで2時間後、ボゴンという大きな音を立ててバスが止まった。
    作業着に着替えて工具をもって降りていく運転手さんたち。
    車体の下に潜ってなにやら修理なご様子。
    1時間後、バスは黒煙をふきながらも再始動。

    この旅、一番ボロいバス。時々扇風機が止まっちゃう。イスがきれいに取り付けられてなくて膝が前の座席にあたる。リクライニング角度はイスによりさまざま。途中止まると、地元の売り子さんが何人もバスに乗り込んできて食事を売る。串刺しの鳥の丸焼き。カエルの丸焼き。きれいに一列に串に並んだコオロギみたいなの。うーん、刺激的(笑)

    そして出発からからすでに6時間経ち日も沈んだ夜8時、
    ローカルバスは静かに修理屋の前でとまり、タイヤを外す作業が始まった。
    どうやらパンクらしい。
    中のゴムチューブを取り出して、水につけて穴が開いてる箇所を探してる。
    そして穴を火で溶かしてふさぐ作業。再度穴がないか確認して…。
    待つこと1時間ちょっと。
    ようやく修理も終わりバス再再始動。
    このあいだ、だれも文句も何も言わずのんびりただただ待ってた。
    “日本の失った風景がラオスにはある”と聞いていたけれど、これもそうなのかもしれない。
    のんびり、壊れたら直るのを待つ。カリカリしても事態は変わらない。
    結局、ターケークに着いたのは夜の10時。実に9時間のバス移動。
    国境バスと合わせたら12時間バスに乗っていたことになる。
    ムコは最近のバス移動がたたっているようで腰が相当痛いみたい。
    ストレッチ、だな。

    ターケークではホテルを2つ周るも「満室」と言われて
    3つ目のちょっとお高いホテルに宿泊。
    (…っていっても1部屋2200円くらいだけど、ラオスでは高い)

    タイとラオスの国境を流れるメコン川。小学校の時、習ったなー。川向こうにタイがはっきり見える。

  • 宿108 : The Ratchathani Hotel @ウボン・ラチャータニ

    0

    今日は電車に4時間揺られました。タイのバスや電車はとにかくうるさい!

    ウボン・ラチャータニはラオスとの国境越えの基点となる街。
    スリンからここまでは電車できましたが、今晩はここで1泊して、
    明朝、ラオスのパークセーという玄関口までバスで向かいます。

    The Ratchathani Hotel
    ■ツインルーム(バス・トイレ付き)…10点満点中、6点
    寝具 ★★☆ シングルが2台。マットのスプリングはやや軟らかめ。掛け布団は◎。
    水周 ★★☆ 湯量、温度ともに申し分ないが、やや狭い。
    設備 ★★☆ 冷蔵庫、エアコン。部屋はやや狭いがモノトーンで落着いた雰囲気。
    WIFI ★★☆ 部屋でもOK。ただしちょっと遅い。
    立地 ★★☆ 市場、屋台街近く。ただし駅からもバス・ターミナルからも遠い。
    接客 ★★★ ポーターが親切。バスの時間などの情報もしっかり。
    価格 ★★☆ 750バーツ(約1800円)/朝食付き。ちょっと高いかな。

    某ガイドブックによれば、2006年に改装されたらしく、
    外観に比べて、内装はかなり洗練されています。
    (ホテルがらみの写真、いっこも撮ってなかった…)

     

    ディナーはホテルそばの屋台街。調子に乗って買ってたら意外と高くついちゃいました。

     

     

     

    はらだいち

  • タイで電車に乗る

    2

    世界一周初心者のヨメブログです。

    タイの列車(一番安い各駅列車) 扇風機と窓からの風で暑さをしのぐ。出発駅ではこの列車が満員でその間を飲み物や食べ物の売り子さんが売り物をバケツに入れて何往復もするからそのたびに道を開けなきゃならなくて参った。。

    スリンからウボンまでタイで初めての列車移動。
    バスも走ってるんだけど、列車のほうが半額以下の料金だし
    タイの列車に乗ってみたいということでスリンの鉄道駅へ。
    3時間の移動なんだけど、チケットひとり31バーツ(約75円)。良いではないか。
    ホテルから鉄道駅までわずか3分の距離を自転車のトゥクトゥクに乗って移動。
    この自転車トゥクトゥクをこいでみたかったの!
    おじさんにサドルから降りてもらい、おじさんを後ろに乗せてこがせてもらった。
    おじさん苦笑いだけど、私ウキウキ。

    おじさんをのせて自転車をこぐ。

    駅を入口に象乗り場。赤い台に上って、象の背中に乗る。

    鉄道駅の前にはバスターミナルと同じく、トゥクトゥクと並んで象乗り場が。
    移動手段の一つとしてふつうに「象」って選択肢があるのがスゴイ。
    さてさて、電車のほうは…やっぱり時間通りには来ませーん。
    電光掲示板みたいなものは何もないので、どこにいつ来るのか全く分からないけど
    ホームは2つしかないから見過ごすことはないので
    とりあえずベンチで待つ、が正解でしょう。
    遅れること45分。
    ホームにいた人がいっせいに移動しだした。
    どうやら電車が来るらしい。長い物には巻かれよ、ついていくに限る。
    横にいたおばちゃんに「ウボン?」と聞くと頷いてくれた。
    行先はあってるらしい。
    席は早い者勝ち。
    なんとなくホームにいた人たちが電車が止まると扉の前に群がり、
    扉があくが早いか我先にと押し合いへし合いで乗り込んでいく。
    そんな状況に慣れてない私たちは当然席確保ならず!
    ほこりまみれの扇風機が回る暑い車内で立ったまま移動決定。がちょーん。
    しかも乗り込んだは良いがなかなか発車しない列車。
    15分後、となりの線路に冷房付きのお値段も少し高い急行がやってきて、
    一瞬でびゅーんと追い抜いて行きました(ー_ー)
    そうか、観光客はみんなあっちの急行に乗るのか、だから地元客ばっかりなのか。
    でももう追い抜かれちゃったものはしょうがない。

    すごい音を立てながら電車が来た。ホームに集まる人々。ここからイス取りゲームが始まるわけです。つわものは反対側ホームの扉から乗り込みます。

    ゆっくりと動き出した列車で文字通り“ガタンゴトン”揺られて
    田んぼばかりの景色の中を進んでいく。
    1時間ほど揺られると乗客が減ってきて席ゲット!
    座席はプラスチック製で硬いけど、座れちゃえば心地よい列車旅。
    窓から吹き込む風も旅感があっていいじゃない。
    ただ、i podの音量よりも“ガタンゴトン”という騒音のほうが大きくて
    音楽もまともに聞けなかったけど(^^ゞ

    3時間でウボンという町に着き、ソンテオ(トラック荷台乗合いタクシー)でホテルへ。
    夜は名残惜しいタイの屋台を堪能して、いざ、お隣のラオスへ向かいます。

    タイの乗合タクシー、ソンテオ。荷台に席が取り付けられてます。