世界一周ブログ - 夏を追いつつ世界一周をしています。

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  • 空港で窃盗被害

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    バッグの口の一番近くに入れておいた袋。切られて髭剃りが顔を出してました。泥棒にすら「いらね」と判断された僕の愛用品て…。ちょっとクヤシイ。

    世界一周ブログ228日目は、お約束通り昨日の記事の続きです。

    【その日のタイムテーブル】
    4時30分 ナイロビ発
    8時00分 カイロ着
    10時30分 カイロ発
    13時30分 アテネ着

    14時。アテネのバゲージクレームで異変に気づきました。

    「あっ! カバンが開けられてる!!」

    その声を聞き、ヨメが自分の荷物をチェック。

    「ギャー! ハードディスクがないーーー!!」

    僕のバッグは口がちょっとしか空かないようにしてあったから
    被害はほとんどなかった(写真のビニールのみ)のですが、
    ヨメは思い出の詰まったハードディスクをやられたもよう。
    二人ともスチール製のワイヤーをぐるぐる巻きにしていたのになぜ…。
    これ以上の防御策なんて考えられないっちゅうの。

    おそらくカイロでトランジット中にやられたのでしょう。
    あの空港、イミグレ前に客引きがいるんですよ! 信じられない。
    その事実だけでもセキュリティあまあまなのが分かりますもの。
    きっと無防備な状態で無防備な場所にさらされていたのでしょう。

    でも、何がムカついたかって、ギリシャの空港係員(♀)の対応。
    あれやこれやと自分達の正当性を全面に押し出してくる。
    荷物軽量して「ほら、重さ変わってないじゃない」なんて。
    HDなんて数百グラムですよ!?
    バゲージ・タグに書いてある小数点切り下げの重量なんてアテにならん!

    こちらもブチ切れて抗議していると、
    「あなた達の英語は何言ってんのかわからない」なんて
    見下したことまで言ってきた。くそ、このブタ!

    しばらくしてその女は男性の係員に対応を引き継いで去っていったのですが、
    その男性はとても冷静かつ親切で、すんなりと手続きが終了(15時30分)。
    何だよ、しっかり言いたいこと通じてんじゃねえか。余計イラついてきた。

    いきなりギリシャ人が嫌いになりかけましたが、たぶんこのブタ女が特殊な部類。
    それ以降にあったギリシャ人は、親切な人ばかりでしたよ。

    それにしてもこの旅は、いろいろな被害に遭うなあ。気をつけよっと。

    はらだいち

    余談ですが、エジプト航空の機内食はマジでひどい。まるでブタのエサ。どっかの国のおせち事件を思い出すルックスでした。

  • 私は日本人なのだ

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    サファリカーの前でガイドのアムスと。

    今回サファリの6日間、ドライバー兼ガイドをしてくれるのはアムスさん。
    アムスは子供が3人いるお父さんでもある。
    仲間内と話すときはスワヒリ語だけど私たちと話すときは流暢な英語。
    ケニアは多種の民族がいる国だから、地域によって話す言葉も様々なのだそうなんだけど、
    ビジネスをする人はみんな流暢に英語を操れる。

    ツアーはプライベートではなく、申し込んだ人が1台の車に一緒に乗る混載型のツアー。
    でも、超ピークシーズンの8月を過ぎていたからか
    今回の参加は私たちのみ。まるでプライベートツアー。
    だから食事をしながらたくさんアムスと話ができた。
    ケニアについて、旅について、原発について、いろんな話をした。

    夜はランプの明かりのみ。このランプの元、いろんな話したなー。

    「ほかでもサファリをしたのか?」と言われたから
    サファリではないが、ガラパゴスに行った、という話をした。
    アムスがガラパゴスを知らなかったので、
    説明にデジカメに入っているガラパゴスの写真を見せた。
    初めて知るイグアナとか、大きなカメとか興味深く見てくれたんだけど、
    まとめの感想は「とてもいいカメラだね。いくらぐらいするの?高いんでしょ?」だった。
    また、世界一周中なことは初めは隠していたんだけど、
    6日間も一緒にいたから話に矛盾が出てきて、途中で伝えたら
    「世界一周旅行ができるなんてお金がかかるでしょ。お金持ちなんだね」と。
    「日本は産業がたくさんある。リッチな国だ」とも。
    どう返してよいか、言葉に詰まってしまった。
    カメラは10000円しない小型デジカメだが、
    「いえいえ、安物ですよ」と返すのが正しいのか
    「確かに高い代物です」と返すのが正しいのか。
    私たちが普段当たり前のように使っている旅の必需品、デジタルカメラ。
    いま、ナイロビは急速に発展していて、
    仕事を求めて地方から来た人が溢れかえっている。
    でも、実際には仕事を得ることができない人が大半だ。
    平均収入は分からないけれど、物価は日本と同等レベルに高い。
    子どもの話になった時も、
    たいていの国の人は「本当にかわいくて、私の人生の宝よ」くらいのことを言うものだが、
    アムスは「教育費がかかってしょうがない。服も必要だし。大問題だよ」と言った。
    でもかわいいんでしょ?と尋ねたけれど「かわいいよ、でも問題なんだ」と。

    この一連のやり取りは、私の心にグサッと来た。

    世界一周していても、日本でマンションを賃貸して暮らすのと出費は変わらない。
    レストランでは一番安いものをオーダーして、
    移動は極力バスか徒歩で、
    お土産なんかほとんど買わない節約バックパック旅行だとしても、
    世界一周ができるほどにはお金持ちだ。
    そして、他国から見ればどうあがいても、お金持ち日本人なのだ。

    今はまだ明確ではないけれど、
    ランプの明かりの下、アムスと語り合ったことは、
    今後の私の人生になにか変化をもたらすだろう。

  • 動物孤児院&ジラフ・センター

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    ジラフ・センターでは世界で唯一(←ウソ臭い)、キリンのエサやり体験ができます。

    世界一周ブログ227日目です。
    僕はホテルでのんびり英気を養うつもりでしたが、
    ヨメの「一生のお願い!」により、動物孤児院とジラフ・センターに行くことに。
    昨日までキャンプ・サファリに6日間も行ってたんですよ?
    どんだけ元気やねん。どんだけ動物好きやねん。

    サファリの後にこういう所に来ると「昨日までは何だったのか…」とソボクな疑問。
    だってサバンナよりもよっぽど近くで接することができるんですもん。
    まあサファリのよさは、動物に接することというよりも、
    「発見」が楽しい、宝探しみたいなものなのなのかもしれませんね。

     

     

     

    この後、ホテルに戻り昼寝。レイトチェックアウトっていいですね。
    21時に空港に行き、朝4時30分の出発までロビーでひたすら待つ。
    8時過ぎにカイロについて、10時30分出発のアテネ行きに乗り込みました。

     

     

    そしてここで事件が…。
    明日に続く。

     

     

    はらだいち

  • 朝食、まずはハイエナさんから。

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    まずはハイエナさん。目つきが悪くていらっしゃる。

    続きまして、ハゲタカさんとアフリカハゲコウさん。アフリカハゲコウさんは弱気で周りをうろうろして、たまにハゲタカさんの加えた肉を体の大きさに物言わせて奪い取ります。

    遅れていらしたジャッカルさん。ジャッカルさんに鳥たちはすぐに食事の席を譲ります。どうぞどうぞ、ジャッカル様お食べください。

    はい、ごちそうさまでした。

    マサイマラ国立公園でのハイライトは何といってもハンティング観察!
    チーターは昼間に狩りをするけれどチーター自体なかなか見かけない。
    ライオンは実は足が遅いそうで、昼間だと獲物に簡単に逃げられちゃうから
    姿が見つかりにくい夜に獲物に忍び寄って狩りをする。
    だから朝いちばんにサファリに出かけると、
    夜のうちにライオンがハンティングした獲物を食べている姿に出会えるのだ。
    しかし、今回はライオンはすでに食事の後。
    そのおこぼれにあずかる者たちを見ることができた。
    まずはブチハイエナ。
    劇団四季のミュージカル、ライオンキングでナインティナインの岡村さんが扮装していたブチハイエナ。
    そして、そのあとを待つハゲワシ。、
    さらにそのあとを待つアフリカハゲコウ。
    途中でジャッカルさんが現れると「どうぞどうぞ」と順番をいったん譲るみなさん。
    1頭の餌食となったヌーを巡って、みなさん、順番待ち。
    この観察が一番楽しい。

    雨上がりに二重の虹が出た!ヌーの群れの向こうにきれいな完璧な半円の虹。

    7:30から12:30までたっぷり5時間サファリを楽しんで、
    キャンプ場に戻って昼食。
    昼下がりはのんびり昼寝をしたり、コーヒーを飲んだりして過ごします。
    そして、夕方16:00から再びサファリ。
    夕方の動物を見たり、夕日を楽しんだりするんだけど、
    あいにく、この日はサファリ中に雨がやってきた。
    雨が降ると動物たちは車道から遠い草原の内のほうへ引っ込んで行ってしまって
    なかなか近くで見づらいんだけど
    日没が近づいたとき、雨が止んだ。
    そして、虹が出た!!!
    しかも始まりから終わりまで見える完璧な虹。
    地平線から虹が始まって、地平線に消えている半円の完璧な虹。

    よく見ると二重に虹ができてる。
    サファリカーから降りて写真撮影したかったけど、
    食べられちゃうかもしれないから下車は禁止。
    日没までしばらくサファリカーから虹を眺めたのでした。

  • 宿81 : Hotel Milimani @ナイロビ

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    ホテルを撮り忘れたので、変わりに前夜まで泊まっていたテントの画像を上げておきます。夜になると動物の足音がすぐそこまで…。ヨメと二人、不安に駆られながら朝を迎えました。

    ナイロビ発カイロ行きの飛行機は1日1便だけで、
    出発時間は何と朝の4時30分!
    「治安のことを考えて、20時ぐらいには空港に向けて出発しましょう」
    とは、ツアーなどを申し込んだ日系旅行代理店担当者サマのお話。

    サファリからナイロビに帰ってくるのは夕方だから、
    その足で空港に向かっても十分すぎるぐらい時間には間に合う。
    だけれど、30歳すぎのオッサン&オバサンには、それはちょっとタフすぎる…。
    ってなワケで、ナイロビのこちらのホテルに1泊して英気を養うことに。

     

    ■ツインルーム(バス・トイレ付き/朝食付き)…10点満点中、6点
    寝具 ★★★ ダブルベッドが2台。適度な硬さで寝やすかった。
    水周 ★☆☆ 清潔感に不満あり。初日はお湯が出なかった。
    設備 ★☆☆ 冷蔵庫やドライヤーなどはなく、必要最低限の設備のみ。
    WIFI ★★☆ 全室使用可能な分割式時限タイプ。1時間300kh程度。
    立地 ★★☆ 街の中心からは離れているが、どうせ歩かないからこれでよし。
    接客 ★☆☆ レイトチェックアウトをお願いしていたのに、当日ひと悶着。
    価格 ★★☆ ksh5000(約5000円)/一室。水周りだけが残念だった…。

     

    ちなみに隣りの隣りに「サグレット・ホテル」というホテルがあるのですが、
    そちらの「ニャマチョマ」(ケニア風焼肉)はマジでうまい!
    前述の旅行代理店曰く、「ナイロビでも有数」とのこと。
    まずはレジ横に並んだガラスケースの中から、好きな肉を選び
    そこからそれを1時間弱かけて炭火でじっくり焼いてもらいます。
    客はビールを飲んだり、テレビを見たりしながらひたすら待つのみです。
    僕らが食べたのはヤギのヒップ。
    コリコリ、モチモチ…、ぺロリと平らげてしまいました。

     

     

     

     

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