世界一周ブログ - 夏を追いつつ世界一周をしています。

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  • 24時間大移動

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    デリーからバンコクまでのキャセイパシフィック航空の朝5時くらいの朝食。オムレツかカレーかという究極な選択肢。朝だからオムレツ頼んだのに私の前でオムレツ終了~。「すみません、インドカレーになります」だって。ホットミール以外はオムレツセットだからカレーにナンにクロワッサンにヨーグルト(笑)

    ネパールからはいったんインドのデリーを経由して、
    タイのバンコクを経由して、
    タイのサムイ島まで飛ぶという24時間がかりの大移動。

    またもや難関インドを通過せねばならない。
    結局、インドのトランジットで「係りの者が呼びますのでここでお待ちください」と言われた場所で
    ひたすら待機するも係員がやってきたのは4時間後。
    さすが、インド。
    でもインドのことが少しは分かってる身なので、こんなことでキリキリしないのだ。
    気長に待つのだ。
    インドはもはやどうしようもないことのオンパレードだからキリキリするだけもったいないもんねー。

    インドのトランジット。何のことはないイスが並ぶところに延々4時間。待ちつかれて床で寝てる人も多数。エアポート自体は新しくてきれい。

    ネパールからデリーへのLCC spice jet。機内誌の路線図が唐辛子!

    タイは首都バンコクに行きたかったんだけど、50年来の大洪水で大混乱中。
    よって、バンコクはトランジットのみにして南のリゾート、サムイ島へ。
    サムイ島は雨季の始まりでじっとりとした亜熱帯な気候。
    毎日ザーッとすごい雨が突如降っては突如やむ。
    キレイなホテルをとってあったので、たまりにたまったネットをしたり、
    ブログを更新したり、久々の湯船に浸かったり、
    腹痛で倒れて出来てなかった洗濯物の山と格闘したり、
    むやみにプールで体力の限りクロールしたり、海でボケーッと寝そべったり。
    鋭気を養いました。

    セブンイレブンとファミリーマートが乱立。日本ブームらしく、日本女性をイメージした緑茶が並んでた。ヤマンバギャルに武道(?)に都会風女子の絵柄。お味はオレンジ緑茶などおそろしい名前が書いてあった。そのほか陳列商品には日本語が多数。どれも正規の商品なんだろうけど、日本語が微妙におかしい。「いい食品であなたの健康にお気をつけましょう」とか「にほんのおいしかったごはん」という飲み物だとか。。とにかくひらがながかっこいいみたい。

    なにやらタイは日本語ブームらしい。
    そこここの看板や商品にひらがなが。
    日本語が書かれていることで商品価値があがるみたい。
    タイのホテルの人曰はく「タイでは日本食がすごい人気。
    日本人は長生きするでしょ?日本食が体にいいってことでみんな食べるんだよ」とのこと。
    確かにコンビニには海苔が10種類以上並べられていて、
    屋台でも寿司が人気なのだとか。
    さっきも「右手」って書いてあるTシャツ来た人とすれ違ったし(^^ゞ

    食べ物も一気にアジアっぽくなって、レストランでも必ずご飯ものがあって嬉しい。
    しばらくはタイを周遊です。

    キャセイパシフィックの機内誌。音楽に大好きな松田聖子、J-POPが!久しぶりに日本の歌(i pod以外)を聞く。J-Bestのセレクションがよくてテンションあがる↑マッチのギンギラギン♪ でもなぜJ-POPベストセレクションで韓流が4曲も?そしてここでマルマルモリモリを初めて耳にしてムコとハマり中。

    デリーでインドスタッフによるトランジットのための荷物の積みかえがあり、不安いっぱいだったが無事にバンコクに届いた。でも荷物札がめっちゃ手書き。よくぞこれで届いた。

    「サワディーカー」「コップンカー」タイにつくと空港でドナルドおじさんが手を合わせて迎えてくれました。

  • 宿99 : M Place House @サムイ島

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    自分から進んで写りこんでくる、チャーミングな女将さん(エムさん)。

    そろそろ島を離れてチェンライに行くことにしました。
    チェンライとは、タイ北部にある小さな街。
    ミャンマーやラオスとの国境が近く、トレッキングが有名です。

    チェンライ行きの飛行機が朝8時発となかなかの早さなので、
    パンガン島から1日前にサムイ島に戻り、空港近くの宿に1泊。
    ここの宿はオバちゃんがやたらと元気! ちょっと疲れるぐらい…。

     

    M Place House
    ■ベッドルーム+リビングルーム…10点満点中、6点
    寝具 ★★☆ ダブルベッドが1台。蚊帳付き。
    水周 ★★☆ 温水シャワー。清潔感は問題なし。
    設備 ★★★ キッチン、エアコン、冷蔵庫、湯沸かし器、TV、DVDなど多数。
    WIFI ★★★ 快調。
    立地 ★☆☆ 空港近いが、それ以外は何をするにも遠い。
    接客 ★★☆ おばちゃん超元気。好き嫌いはわかれそう。
    価格 ★★☆ 900バーツ(約2300円)/朝食なし。

     

    夕食をどうしようかな~、と悩んでいたところ、
    「私がレストランまで送ってあげるわ! 食べ終わったら連絡ちょうだい!」と
    女将さんに言われましたが、それも何だか申し訳ないので、
    原チャリを150バーツ(約400円)で借りて、250バーツの夕食をとりに行きました。

    そんなこんなで、この旅最後になると思われる
    ビーチ・リゾート滞在も終わり。
    明日からは一転、北部へ行って“山”な生活が始まります。

    無駄に広い室内。どちらかというと長期滞在用のアコモデーションでした。

    パンガン島(ハートリン)からサムイ島(ビッグ・ブッダ・ビーチ)までは1日4往復のフェリーが出ている。中型のスローボート(所要時間50分)が本来の姿だが、人数が少ないと小型のモーターボート(所要時間20分)に変更となる。プライスは一人200バーツ≒500円也。

    この航路にはなぜかかわいこちゃんが多かった。おじさんニンマリ。

     

    はらだいち

  • 犬にかまれて号泣

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    何にもあげられるもの持ってないバックパッカー、感謝の思いを込めておりがみでサムライカブトをサントスJrにプレゼント。

    バクテリアが私の腸に住み着いたためネパールでの1日半が
    バクテリアとの戦いに費やされてしまった。
    ヒマラヤの山がきれいに見えるところまで行く予定だったのに、、
    お土産物屋さん街で目をつけてたカレンダーを買いたかったのに、、
    サントス一家ともっと話をたくさんしたかったのに、、
    サントス兄ふたりとビールを飲む約束もしてたのに、、。
    やり残したことがありすぎる。
    こんなに素敵な家族と出会えたのに、バクテリアのせいで心配ばかりかけてしまった。
    『マキはネパールで体調を崩してよくない思い出なんじゃないか』なんて思われたくない。
    本当に楽しかったから、完璧なまでに元気な姿で『めっちゃ楽しんだ』ってところを見せたい。
    1年間の自由旅なのに、格安航空券は変更きかないし
    ホテル予約も直前変更はできないから自由な選択ができない。
    せっかくの個人旅行なのに、すごく悔しい。

    格安航空券を捨てて、ホテルも捨てれば、お金はかかるけどどうにかなる。
    ただ、このバックパック旅行で8万円の出費はイタい。。。
    どうするかぐるぐる考えて、やり残した思いはあまりにも強いけど
    当初の予定通りに今日の飛行機に乗るべきだ、という結論に達した時、
    サントスが「体調はどう?無理しないでいつまででもここにいていいからね。」と言ってくれた。
    「でも、でも、やっぱり今日旅立つことにする」って返事をしながら
    気づいたらおうおう泣いていた。
    ふと見たら横にいたおばあちゃんも一緒に泣いていて
    「ネパールで体調を崩すことはよくあるから気にしないで。またいつでも戻ってきなさい」って言ってくれた。
    昼食中で右手で銀のお皿の上のご飯をつかんだまま、おうおう。
    ありがとうって言って、しんみりとしちゃうその場を離れようと
    昼食の残りをいつものようにこの家のペット犬のポピーにあげに行った。

    そうしたら…
    滞在していた1週間、誰よりもかわいがっていたと自負していたポピーに突然手を噛まれた…。
    鼻にしわを寄せて、鋭い目つきでガウガウと割と派手に。
    牙のかたちに跡が数か所ついて、血も出てる。
    なんでさ~、こんなにかわいがってたのに~!!
    仲良くやってたじゃないのさ~!あんなにヘコヘコ私に飛びついてきてたじゃないか~!!
    周りにいた家族が心配する中「ヘヘへ」と笑って洗面所へダッシュ。
    傷口を洗いながら、せっかく止まってた涙がまた一気に溢れ出た。
    もはやなにが悲しいのか、なにが悔しいのか、なにが嬉しいのか、ごちゃまぜでよく分からん。

    こちら噛みついた直後のポピー。「取り乱して申し訳ない」とでも言うように耳を後ろに倒して寄ってきた。なんで噛みついたんだよぅ!ちなみにヒンズー教でお正月にあたるティハールというお祭り期間で犬を祀る日だったので、ポピーはおでこにティカ(赤いしるし)を付けられてる。

    傷口をよく洗いながら狂犬病のことも考えた。
    狂犬病にかかっている犬にかまれて発症したら100%死ぬのだ。
    普段から動物にすぐにすり寄っていく私はムコから毎回厳しい顔で注意を受けていた。
    「だって、かわいいんだもーん」なんて思ってたけど、噛まれちゃダメなのだ。
    怒られる・・・・・・・。

    結局、ポピーは狂犬病注射を打っているので心配はないことが判明。
    破傷風の予防接種も日本で受けてきておいてよかった。
    私の犬にかまれた報告にほとほと呆れ顔のムコ。
    最後の最後までみなみなさまにご心配をおかけしてシマイマシタ。。

    サントス家をあとにする際、サントス妹のアンジューが
    ビーズでできたネックレスやらピアスやら、大切にしていたであろうキーホルダーや
    ブレスレットや髪留め、既婚女性が眉間に着ける印(ティカ)を、
    そして最後に旅立ち前に改めてネパール女性用のメイクを、
    サントスの奥さんが既婚女性用の赤いブレスレットを、
    おばあちゃんが旅立つ人の安全を祈願するマリーゴールドでできた首飾りをプレゼントしてくれた。
    ムコもサントスが大切にタンスにしまっていたネパール男性のする帽子をもらった。

    ふたりともサントスのお土産物屋さんで買ったネパール衣装を着て、
    たくさんのプレゼントに身を包んでネパールをあとにします。

    絶対また戻ってくるぜ、ネパーーーール!!!!!

    空港に見送りに来てくれたアンジューと。盛大にみんなにもらった贈り物に身を包んでいる私。ネパーリーでしょ?

    ネパーリーハットがめちゃよく似合うと思う。これなら吉野家とかの帽子も似合うのでは?

    *旅メモ*
    たいていの海外旅行保険は3か月が限度なのですが、
    いくつか長期も取り扱っている保険会社があります。
    私たちの保険は「損保ジャパン」。
    自分たちで1か月単位で期間を指定できます。
    子どもがいるわけではないので死亡保障があついものよりも
    怪我・病気の際の保障があついコースを選びました。

  • ワレワレ、ダイバーですから。

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    パンガン島を空から見るとこんな感じです。

    世界一周ブログ@パンガン島(タイ)でございます。

    ガラパゴス諸島で取得したダイビングのライセンス。
    遠く離れたここタイの地で、ついに出番がやってきました!!

    「あなた達、二人ともダイバー?」とダイビングショップの女将さん。

    「はい、もちろん!!」

    イースター島にて、「君達はダイバー?」という質問に対し、
    「いいえ」と答えざるを得なかった時の敗北感が思い出されます。
    体験ダイビングは素晴らしい経験だったけれど、
    あの時に感じた「みそっかす感」は、今でも忘れません。
    それでガラパゴスでライセンスを取ることにしたんだっけ。

    ガラパゴス島で取ったライセンス。写真はモロッコの砂漠で撮影して送りました。

    とはいえ、初心者。
    「でも実は不安あるんですよねー」と甘えると、
    「心配ないわ! ダイブ・マスターが一緒だから!」と力強いお言葉。
    さらに、「明日のポイントは、運がよければジンベイザメが見れるわよ」

    ジンベイ!!
    ちゅら海水族館にいるアイツですか!!
    会いたいけど、あんなヤツに遭遇したらパニックになりそう!!

    翌朝7時40分。
    迎えのクルマに乗り込み、島の北にある港へ。
    ここからボートで1時間ほどかけて「Sail Rock」というポイントに向かいます。
    雨季だというのに今日はとってもいい天気!
    でも、何だか波高くありません?

    ポイント到着。
    大きく揺れる船。
    早くもリバースする欧米人。
    乗り物に比較的強い僕すら余裕なし。
    前科持ちのヨメは酔い止め薬のおかげか余裕の振る舞い。
    恐るべし、アネロン「ニスキャップ」

    マスターのアレックスに促され、いざファースト・ダイブ。
    最初は勝手を思い出すことに手一杯だったけれど、
    10分ぐらいでようやく勘を取り戻してきました。

    眼下、眼上、眼右、眼左に広がる異空間。
    アマゾンも、サバンナもすごかったけれど、
    海の中は本当に生命で満ち溢れていると実感しました。

    30分ほど過ぎたあたり、タンクの空気が残り3分の1ぐらいになったところで
    何やら向こうの方から、ひと際大きい魚影が…。

     

     

    ジンベイザメ!!

     

     

    うぎゃー、でかい!

     

     

    アレックスもガッツポーズ。
    何て僕らはラッキーなんだろう。

    ゆったり、ゆったりとジンベイは通りすぎていきます。
    「あー、すごかったなあ」とちょっとビビリながら思っていると、
    あわわわー、こっちに引き返してきた!!

    「あ、これは俺を食べにきたな」

    一瞬、本気でそう思いました。
    だってこっちに向かってくるんですもん。

    でも、どうやらそれは思い過ごしだったみたい(そりゃそうだ)。
    そこからずっと、僕らのエアがなくなるまで
    彼(彼女?)はずっと僕らの近くにいました。
    たぶん、遊びたかったんだろうね。
    よくよく見たら体長は3mほど。まだまだ子どもなのでしょう。

    残念ながらセカンド・ダイブでは会えませんでしたが、
    シーラカンスみたいなヤツ(グルーパー)に出くわしたり、
    カラフルな魚の大群に包まれたりと、充実しまくり。

    スタッフのホスピタリティも完璧で、
    一人2500バーツ(約6000円)で来ているのが
    何だか申し訳ない気すらしてきます。

    パンガン島に行ったら、「ハート・ヤオ・ダイビング」へ。ぜひ。

    水中カメラを持ってなかったので、ジンベイザメはパンフレットの写真でご容赦を。

    ハートヤオ・ダイビング。ぜひ。

    最後にアレックスとオッケーサインでパチリ。

     

     

    はらだいち

  • 腹痛により入院

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    世界一周初心者のヨメブログです。

    病に伏せている写真なんぞ無いので、村の写真を…。と思ったら、ムコブログには病に伏せてる写真がUPされとる。病院で点滴されてるところを撮影とはやってくれるじゃあないか。こちらは村で子供たちとトウモロコシの実をはがす作業中の私。子供たちの方が圧倒的に早い。

    朝起きると熱は解熱剤のおかげか37.4度まで下がってるけど
    相変わらずおなかは最悪な状態。
    不安を抱えたまま旅はできないので、
    ちゃんと血液検査をしてもらおうと病院へ行くことに。

    朝7時過ぎに病院について、すぐに血液採取やら検便やら
    点滴やら問診やらをして、検査結果が出て6本の点滴が終わったのは午後5時。
    一日を病院のベットの上で過ごした。
    しかし病院は「下痢」とか「点滴」とか「嘔吐」とか知らなかった英単語のオンパレード。
    おなかに爆弾抱えた状態でこの難易度の高い英語をクリアしていくのは結構大変(^^ゞ
    ムコに英語の辞書を何度もひいてもらいました。。。

    ネパールはヒマラヤに登りに来て体調が悪くなる外国人も多いのだとか。
    高齢者でヒマラヤに登りたくて挑戦したもののヘリコプターで運ばれてくる日本人も結構いるそう。
    ここはそんな外国人をメイン対象とした病院。
    ちなみに私の治療費$300ちょっと。高い…。
    保険がおりるから問題ないけれど、普通では到底気軽に入れない病院。
    ネパールは平均月給1万円、そして保険料の半分が自己負担。
    地元のネパール人が行く病院は100ネパールルピー(約100円)くらいなところなんだそう。
    旅行で来る外国人はたいてい保険に入ってるから多少高くても
    設備も対応もいい病院に気軽に行けるわな。
    病院も病人も損をしない、いい商売だ、と点滴を打たれながら感心。

    検査結果はマラリアでも腸チフスでもなく、腸にバクテリアが入ったため。
    よかった~。一安心。
    チフスだと感染力が強いから触ったものすべてに消毒が必要になる。
    サントスの家に全身防護服を着た消毒隊がやってくることになったらどうしよう、
    どんだけ迷惑かけることになるか、と想像してはドキドキしてたからホッ。

    キミのミルクにやられたか?!

    みんなで何が原因か話してみて、
    村で飲んだバッファローミルクのせいではないかという結論に。
    バッファローミルクは一度沸騰させて加熱消毒しているんだけど、
    さすがに子供たちと何軒も家をまわってチャイやらミルクやらごちそうになりまくってたからな。。。
    踊り歩いて体力も落ちてたところにバクテリアに攻め入られたかたちだろう。
    無念…!!

    腹痛は病院を出てから夜まで続いたものの、
    もらった薬を飲んで翌日朝にはだいぶ回復。
    夜にはほぼ完治いたしました。
    お騒がせした皆様どうもすみませんでしたー!

    草運びにトライ。20キロくらいの重さ。首がぁぁ。村の人はこれで数時間歩くからすごい。